「ティンカー・ベルと妖精の家」〜優しい少女と妖精の交流

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春、秋と来て、今回は夏のお話。
小さな体、空を飛べる羽、鈴の音のように聞こえる話し声など、やはり人間との関わりがあってこそ妖精らしさが際立ちます。

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基本情報

原題は「Tinker Bell and the Great Fairy Rescue」。2010年9月21日公開(日本では2011年8月3日)。

ディズニートゥーンスタジオ制作の3DCG映画。劇場公開なし。ティンカー・ベルシリーズ(ディズニーフェアリーズ)第3作目。前作は「ティンカー・ベルと月の石」、次作は「ピクシー・ホロウ・ゲームズ 妖精たちの祭典」(テレビアニメ)。

監督はブラッドリー・レイモンド(「ティンカー・ベルと妖精の家」「ポカホンタスⅡ/イングランドへの旅立ち」「ライオンキング3/ハクナ・マタタ」の監督)。

あらすじ

メインランドで行われている妖精たちのキャンプへやってきたティンカー・ベル。
人間や人間が作るものに興味津々なティンクは、ヴィディアの警告を聞かず人間に近づき妖精が大好きな女の子リジーに見つかってしまいます。
最初は怖がっていたものの、優しいリジーといつしか心を通わせていくティンク。リジーの妖精に関する研究に協力し、完成した研究を父親に見せる手伝いをします。

一方、ティンクが人間に捕まったことに責任を感じたヴィディアは一旦戻って他の妖精たちとともにティンク救出へ。
雨の中では飛べない妖精たちは船を作り、様々な危険を乗り越えリジーの家にたどり着きますが…。

英語版。聞き取りやすいので英語の勉強にも良さそうです。

どんな人にオススメ?

  • 妖精を信じている/信じていた方、妖精がいたらと考えたことがある方
  • 違いが多い2人(言葉や住む世界など)の間に芽生える友情ストーリーが好きな方
  • メンバーそれぞれが特技を生かして協力し合う冒険・探検などが好きな方

キャラクターピックアップ

ティンカー・ベル

ものづくりの妖精で、愛称はティンク。いつも好奇心旺盛だけど本作ではいつも以上。怒った時に顔が真っ赤になるシーンは今回もちゃんと見ることができます。
今までの作品と違うところは人間とのコミュニケーションを取るティンクが見られるところ。ずっとピクシー・ホロウ(妖精の世界)がメインだったので新鮮。

リジー

妖精を信じている賢くて優しい9歳の女の子。
私だったらやっと出会えた妖精ティンクを手放したくなくて数日閉じ込めてしまいそうですが、リジーのティンクの気持ちを最優先できる優しさに胸を打たれます。
パパは蝶などの研究者で普通の親よりもファンタジーを受け付けないタイプ。リジーと2人暮らしのようで苦労も多そう。
飼い猫のトゥイッチズは映画「ベイマックス」に登場するモチの目つきを悪くした感じです。

ヴィディア

風の妖精。1作目の印象から悪役もしくはライバルとしてティンクたちとは少し距離があるキャラクターだと思っていたけど、いつのまにかすっかり仲良くやっているみたい。
特にティンクとヴィディアの噛み合わないやりとりがとってもいい味を出していました。(渡されたボタンを捨てたり、反対に走り出したり。)

今回ティンクが捕まったことに関して罪悪感を感じているところは特に1作目とのギャップが大きくおそらく好感度急上昇だと思います。

私の注目ポイント

羨ましい!ティンクとリジーの可愛い交流

まさに妖精に強く憧れていた子供の頃に観たかった作品。

妖精の存在を信じているリジーが妖精のために家を工作し庭に置いたら、ティンクがつい好奇心で入り中にあるものに夢中になってしまったことで2人は出会います。まさにものづくりの妖精ホイホイ。

そしてすぐにティンクにリジーの優しさが伝わり、2人は心を通わせていきます。
ところがリジーの言葉はティンクに通じますが、ティンクの言葉はリジーには鈴の音のように聞こえるだけ。そこでジェスチャーやお絵かきで意思疎通していくという2人の姿がなんとも微笑ましいんです。

父からなにかを研究するよう勧められたリジーがティンクを通して妖精の研究をするシーンは音楽をメインに映像を流す形なのですが、曲も素敵だし2人は可愛いしで私はこのシーンを繰り返して見てしまいました。

信じる心と妖精の粉があれば!

ティンクとリジーの交流と同時進行で描かれるのが、人間に捕まったティンクの救出に向かう仲間の妖精たち。原題からすればこちらのパートがメインのようにも思われます。

旅ではいくつかのアクシデントが発生し、その度にメンバーそれぞれの特技を生かして切り抜けていく王道展開が気持ちいい。
シーンとしては船で落ちた後のそれぞれの反応と、トゥイッチズとの追いかけっこが特に楽しかったです。

そして何度か合言葉のように登場する「信じる心と妖精の粉があれば」の掛け声。今までの作品でも言っていたのか分かりませんが、本作で一番印象に残りました。

やっぱり、空を飛ぶための妖精の粉はかなり重要です。逆に言えば妖精の粉さえあればなんでもできそうな自信を与えてくれる言葉です。私は人間だけど。

妖精は人間に姿を見せてはいけない…のか?

妖精が人間に姿を見せてはいけないのは、なぜなのでしょう。なにかルールがあるのかと思いきや、確か本作では特に語られず。とにかく心無い人間に捕まえられたり荒らされたりしないようにということでしょうか。

ティンクがリジーに見つかってしまったところまではしょうがないとして、まさか父にまでバレることになるとは、そしてあんなラストの展開になるとは!
ティンク以外の妖精は人間に見つかることを恐れていたようだったのに、終盤のあまりの大胆さに、ハッピーエンドに向かっていることを感じながらもある意味救出パートよりハラハラしてしまいました。

1作目、2作目もそうでしたが、このシリーズはラストの展開とか解決法にどこか豪快さを感じて面白いです。

この映画が好きな人へのおすすめ作品

  • ピーター・パン(人間と妖精のやりとりが本作と同じく楽しい。こちらではやきもちティンク)
  • トイ・ストーリー2(本作同様主人公パートとその救出パートがある映画。ピクサー作品)
  • ビアンカの大冒険(こちらは救出パートがメイン。かわいい女の子とかわいいネズミが登場します)
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