「アラジン完結編 盗賊王の伝説」のすすめ

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アラジン3部作、完結――。

いよいよ待ちに待ったアラジンとジャスミンの結婚式!でも思っていたよりラブラブ感は少なめで、どちらかというとアラジンと初登場のアラジンパパとの親子の絆と冒険がメインのお話です。

1作目の「アラジン」や2作目の「アラジン ジャファーの逆襲」と話が繋がっているので、順番通り観ていくことをオススメします!

アニメ映画「アラジン」の紹介。ディズニー・ルネサンス(第二次黄金期)に生まれた大人気ミュージカル映画!キャラクターも音楽も全てが愛おしいです。TDRを楽しむためにもまずは抑えておきたい、ロマンスと友情の物語。
アニメ映画「アラジン ジャファーの逆襲」の紹介。大人気映画「アラジン」の続編。前作でジャファーの手下だったイアーゴがアラジン側に?裏切りに次ぐ裏切りにハラハラ。復讐のため戻ってきたジャファーの作戦とは?
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基本情報

原題は「Aladdin and the King of Thieves」。1996年8月13日発売(日本では1997年3月20日)。

ディズニートゥーン・スタジオ制作のミュージカルアニメ映画。劇場公開なしのビデオ作品。
「アラジン」「アラジン ジャファーの逆襲」に続く3作品目。シリーズ完結作。

制作・監督はタッド・ストーンズ (「アラジン ジャファーの逆襲」「アトランティス 帝国最後の謎」などの監督の1人)。
音楽はマーク・ワターズ(「ミッキーのミニー救出大作戦」「くまのプーさん/ルーの楽しい春の日」)、 カール・ジョンソン

あらすじ

1000年に1度のパーティーの準備で興奮に沸き立っている砂漠の都アグラバー。そう、あのアラジンとジャスミンの結婚式がいよいよとり行われようとしているのです。ジーニーを立会人に幸せな2人が誓いの言葉をかわそうとしたその瞬間、カシーム率いる40人の盗賊たちによって式は台無しにされてしまいます。盗賊王カシームは、触れたものすべてが金になるという伝説の“ミダスの手”の在り処を示す“お告げの杖”を探して王宮を襲撃し、アラジンと対決することになりますが、この盗賊王こそ幼い頃生き別れたアラジンの父親だったのです。アラジンと父カシームとの親子愛、そして感動のストーリー。前作を上回るジーニーの活躍とおなじみの仲間たちが繰り広げる手に汗にぎる大冒険。

公式ブルーレイ&デジタル作品紹介

登場人物

※ストーリーの核心には触れないようにしていますが、ネタバレになり得る情報が含まれています。ご注意ください。

アラジン

主人公の青年。愛するジャスミンとの結婚を前に、父親や家族を知らずに育ったことによる不安を感じている。

そこへお告げの杖から父親が生きていることを知らされたアラジンは、過去の真実を知り親子の絆を取り戻してさらには結婚式に出席してもらうため、父を探す旅に出る。

すっかり盗賊としての生き方が染み付いた父の心を変えようとするアラジン。本作でもジャスミンたちに隠し事をしてしまうのか…?!

今回はハラハラするようなアクションシーンがかなり多め!幼少期のアラジンも少しだけ見ることが出来ます。

ジャスミン

アグラバーの王女でありアラジンの結婚相手。ディズニープリンセス。

本作では盛大な結婚式のはずが盗賊たちにめちゃくちゃにされ延期に。会場再建の間アラジンは父親探しの旅に出て不在だし、なんなら次のこじんまりした結婚式さえも…という展開が不憫で仕方ない。

1作目からの芯の強さと賢さに加え、今回はアラジンをひたすら支える健気さと、盗賊にグーで殴りかかっていく戦力としての一面も見せてくれる。

それにしてもジーニーの魔法で他のプリンセスに変身するのにはさすがに驚いた!

映画「アラジン完結編 盗賊王の伝説」より、白雪姫バージョンのジャスミン

ジーニー

元ランプの精で、今では青いお祭り男。かなり作品を盛り上げてくれます。

しかしアラジンの父親探しの旅には参加せず、ジャスミンと一緒にお留守番。今回はストーリーには深く関わってこない印象です。まあ彼がいるとほとんど何でもありになっちゃうからね。

本作でも例によってたくさんのディズニーキャラクターに変身。ティンカー・ベル、ポカホンタス、プンバァ、さらにはなんとミッキーまで!

あとはおそらくアメリカの有名人の真似をいくつもやるんですが、私にはよく分かりませんでした…。海外有名人に詳しい人はさらに楽しめるのではないかと思います。

そうそう、ランプの精ではなくなってから足があるはずなのに本作ではあったりなかったりするのが気になるのですが、前作でもそうでしたっけ?同じくランプの精の象徴であるはずの腕輪はずっと描かれ続けているし、その辺は曖昧なのかな。

カシーム

盗賊王と呼ばれ39人の盗賊を従え恐れられている。実はアラジンのパパ。

”ミダスの手”を手に入れるために必要な”お告げの杖”を奪おうと結婚式のお祭り騒ぎに乗じてアグラバーの王宮を襲撃。

その後息子であるアラジンとの再会を喜び親子の絆を取り戻したい気持ちがあるものの、盗賊王として宝を諦めることができず…。

根はいい人なんだか結局悪い人なんだか、家族思いなのか自分本位なのか、私には最後まで掴みきれなかったです。

サルーク

40人の盗賊の一人。左手に金の鉤爪を付けた大男で盗賊らしい残酷な性格。

他の盗賊たちとは違い頭であるカシームのやり方に不満を抱き反発するのでカシームにとっても疎ましい存在。

ちょっと見た目が「ムーラン」の敵であるシャン・ユーに似ている気がする。

そのほかの人達

  • アブー…アラジンの相棒である猿。シリーズが進むに連れてどんどん影が薄くなっていくような。
  • イアーゴ…お宝大好きの元悪の手下だったインコ。究極の宝である”ミダスの手”の話を聞いてすっかり夢中になり、盗賊王とともに行動するように。
  • 魔法の絨毯…空を飛ぶ魔法の絨毯。体の大きい盗賊に乗られて身動きが取れないシーンがあるけど、アラジンたち3人を乗せるシーンもあるし定員が気になる。
  • お告げの杖…王宮にあった魔法のランプ並の魔法のアイテム。杖に触れながら質問をすると過去でも未来でもなんでも答えてくれるが、一人1回まで。イアーゴには厳しいのにアラジンにはちょっとサービスしてくれた。発動すると女性が登場するんだけど、彼女は自由を望んでいないのかしら。
  • ラズール…アグラバーの衛兵を率いる隊長。1作目から登場している。サルークのタレコミで盗賊のアジトを発見したりと活躍するが、ちょっと抜けている一面も。

注目ポイント

※ストーリーの核心には触れないようにしていますが、ネタバレになり得る情報が含まれています。ご注意ください。

今回はアリババと40人の盗賊の要素も

ジーニーがランプの精ではなくなりランプの精になったジャファーもいなくなった今、もはや「アラジンと魔法のランプ」が元になっているとは言い難くなってきた本作。そこで新たに「アリババと40人の盗賊」の要素が追加されているようです。

といっても、盗賊が40人、魔法の呪文で開くアジト、カゴの中に隠れて侵入する手口などにその要素を感じるだけで、ストーリーはオリジナル。

究極の宝”ミダスの手”に関してはギリシア神話由来のものみたいですね。動く島もあらゆる作品で見かけますが、元はなんだろう?

それにしても触れたものすべてを金に変えるなんて代物、聞いただけで恐ろしいし嫌な予感しかしないので欲しくない…。

ミュージカル曲は盗賊たちが大活躍

本作は楽曲の情報が少ないので、タイトルだけでも書いておきますね。

オープニングを盛り上げる「PARTY IN AGRABAH」アラジンの決心までを歌う「OUT OF THIN AIR」賑やかな盗賊たちの「WELCOME TO THE FORTY THIEVES」フレンド・ライク・ミー的な楽しさの「FATHER AND SON」サルーク反逆の「ARE YOU IN OR OUT」1作目からお馴染み「ARABIAN NIGHTS REPRISE」。多分これで全部です。

全6曲のうちジーニー2曲、盗賊2曲というバランス!アラジンよりも盗賊が歌っている印象が強いくらいでした。

私のお気に入りはやっぱり盛り上がる「PARTY IN AGRABAH」 かな!ラストの「ARABIAN NIGHTS REPRISE」で1作目のオープニングのあの人が登場するのも嬉しいです。

ジーニーはシリーズ最大級のやりたい放題

ジーニーの紹介にも書きましたが、本当に今回はこちらが(なぜか)心配になるくらいのやりたい放題っぷり!

ストーリーにおけるメインキャラクターではなくなったことで何かが開放されたのでしょうか。それともTVシリーズのノリをそのまま持ってきたのでしょうか。

アラジン」は好きだけどその後のストーリーには興味ないなぁという方でもこのジーニーは一度観ておいてもいいんじゃないの?と勧めたくなる!

だってまさか蒸気船ウィリーのミッキーをやるとは思わなかったもの…!

父と息子の絆

本作で描かれているのは父と子の絆。一人で辛い幼少期を過ごしたアラジンが父であるカシームと再会し絆を取り戻そうと一生懸命な姿が印象的です。

どこかアラジンに似た優しさを感じるものの、生き方はすっかり盗賊らしいパパ。そんなパパに今からでも心を入れ替えて正しい行いをしてほしいアラジン。それぞれが出した結論と生き方とは…?

父と息子で宝探しのシーンはワクワクしますね。「僕出来たよパパ!」「よくやったな息子よ」みたいな雰囲気が微笑ましくてよかったです。ジャスミンが待っていなければ2人は親子盗賊として楽しく暮らしていたのかも。

あとがき

前の2作品は子供の頃からよく観ていたのですが、本作は今回初めてしっかりと視聴しました。

こそ泥・義賊のアラジンとは違い大犯罪者のパパ。私にはどうしても最後までカシームを理解できなかったのが残念です。だって結局妻子を捨てたようなものだし、盗賊たちを家族と言っていたわりにあっさりと裏切られたり切り捨てたりするし(盗賊らしいといえば盗賊らしいか)。

それに親子の愛と正直さという理由でアラジンの犯罪が完全に見逃されるのはいかがなものかと。いや、それを言い出すと過去のこそ泥家業も見逃されているようなもの?まあそれはジャファー撃退によりチャラになったということで…。

この辺は2度目、3度目の視聴で少し印象が変わってくるかもしれません。
何にせよ、ハラハラドキドキの冒険やアクションシーン、ジーニーのハチャメチャっぷりはかなり楽しめると思います!

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