前回に引き続き、グーフィーの短編映画を3作品観ていきます♪
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グーフィーの短編アニメ映画10~12
10.グーフィーのすてきな乗り物
短編映画「Victory Vehicles」より
原題:Victory Vehicles
公開日:1943年7月30日
監督:ジャック・キニー
登場キャラクター
グーフィー、プルート
あらすじ
車が発明されたことで、こじんまりとまとまっていた町は広がっていきました。しかしハイウェイが作られた後に突然ガソリンが欠乏してしまいます。
すでに行動範囲が広がった人々は移動手段を絶たれてしまい困り果てました。そこで、ガソリンいらずの車を発明することに。
それぞれ趣味や仕事道具などから着想を得て様々な車を思いつきますが、どれも実用的とは言い難くなかなか普及には至りません。
ところがついに車に取って変わる移動手段が登場するのです!それは…。
感想
本作もナレーションに合わせてグーフィーを見る作品ですが、やり方を学ぶわけではないので「How To」シリーズ(教室シリーズ)とはちょっと違います。
さらに珍しく共演キャラクター(カメオ出演)がいて、しかもプルート!レアだと思うのですが、どうでしょうか。
内容はアイデアを出すのが楽しかっただろうなと思ってしまうような面白い車のオンパレード!私はゴルフと磁石がお気に入り♪遊具が動力のものは子供が喜んで乗りそうです。
乗っている場面はありませんがバスタブを使った車の案もあり、最近のアニメ「ミッキーマウスとロードレーサーズ」のグーフィーの車を思い出しました。
ラストの案は楽しそうなグーフィーにつられてすっかり良い移動手段に思えてきちゃう。カートゥーンの世界だったら私これで通勤する!
11.グーフィーの船乗り教室
短編映画「How to Be a Sailor」より
原題:How to Be a Sailor
公開日:1944年1月28日
監督:ジャック・キニー
登場キャラクター
グーフィー
あらすじ
その殆どが水に覆われている地球。太古の昔、水の上を渡るということは丸太にまたがり板で漕ぐことから始まりました。
そして星だけを頼りに海を渡っていた時代、地球の形がまだ分かっていなかった時代、大航海時代などを経ていきます。
船乗りについては、旗を使った合図や歩き方、紐の結び方などについてグーフィーが実演します。
こうして培った技術を持った船乗りたちは現代になると戦艦に乗り…。
感想
船乗り、水平といえばドナルドというイメージですが、グーフィーもなかなか似合いますね。海賊グーフィーも似合ってて面白い。
旗揚げシーンのあとのダンスや船乗り歩きなどは動きが楽しくて何度も観てしまいました。
船が海に弄ばれるシーンは「ミッキーのハワイ旅行」でのグーフィーを思い出します。
最後に突然プロパガンダ要素が出てくるので、そういえばこれを作ってる頃は戦争中だったんだよなと思い出させられました。苦手な方はご注意ください。
12.グーフィーのゴルフ教室
短編映画「How to Play Golf」より
原題:How to Play Golf
公開日:1944年3月10日
監督:ジャック・キニー
登場キャラクター
グーフィー、フォームのお手本(棒人間)、牛
あらすじ
グーフィーがゴルフのやり方について学びます。
まずは基本のスイングですが、体が絡まりボールは飛ばず…。そこでフォームのお手本が登場し、その真似をしていくことに。
その後もパッティングやバンカーショットなどをお手本の棒人間と共に練習していきます。
しかしグーフィーが上達を見せ始めた頃、ある一打が眠っている牛の鼻の上に乗ってしまい…。
感想
今回はゴルフ。お手本のフォームは「グーフィーの水泳教室」などにも登場しましたが、よりキャラクター的に描かれています。
お手本くんがグーフィーの上達ぶりに手を叩いて喜んだり牛から一緒に逃げたりする様子が可愛い。顔もないし簡素なボディだけど愛嬌たっぷりなのが面白いです。
グーフィーは最初のスイングなどではいつも通りの一生懸命なのんびり屋さんですが、バンカーで暴れたり終盤猛スピードで打っていく様子はちょっとめずらしい姿かも。
定番のギャグだけど、「簡単なことです」といいながら気温や時間、地球の自転まで考慮に入れて難しい計算をしている(のかしていないのか)というシーンが好き♪
ゴルフといえば「ミッキーのゴルフ」や「ドナルドのゴルフデー」も楽しいです!
あとがき
いかがでしたか?
今後は教室シリーズ以外の作品も増えてくると思います。
ということで次回もお楽しみに!
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