ピクサー短編作品、「ジャック・ジャック・アタック!」の紹介と感想です。
本編映画の裏ではこんなことが…。お疲れ様、カーリ。
基本情報
原題「Jack-Jack Attack」2005 5分
Written & Directed (脚本・監督) by Brad Bird
Produced (プロデューサー) by Osnat Shurer
Executive Producer John Lasseter
Associate Director Roger Gould
ピクサーアニメーションスタジオ作品
あらすじ
ヒーロー一家の赤ちゃんジャックジャックの子守りをすることになったカーリ。
カーリがクラシック音楽や様々なおもちゃで赤ちゃんの脳に良い刺激を与えようとすると、その刺激でジャックジャックのヒーローパワーが全開になってしまい…。
どんな作品?
長編映画「ミスター・インクレディブル」のスピンオフ作品。
ヒューゴ賞最優秀ドラマティックプレゼンテーション賞-ショートフォーム-ノミネート(2006)
引用元:DisneyWiki
感想(ネタバレ注意)
カーリの大変な1日
本編では確かヘレンママとカーリが電話しているシーンがあるものの子守の状況は分からなかったはず。そんな本編では見えなかった部分を見せてくれるのが本作です。
これで一般的な料金のアルバイト料だったのかと思うと泣けてきます。
パー家はパー家でこの家の惨状に泣けるだろうな。
ジャックジャックがひたすら可愛い
実はいくつものパワーを持ちパー家最強ではないかと思われる末っ子のジャックジャック。
彼の愛らしさと末恐ろしさを堪能できる短編です。モーツァルトの名曲で脳を刺激されパワー全開!
カードを使ったお勉強でちゃんと理解しているような仕草が可愛い。炎を纏って逃げ回る時の頭が重そうな動きも可愛い。
シンドロームに渡されそうな時にでろーんとひっくり返っているのも可愛い。
パワーだけでなく可愛さも最強の赤ちゃんですね。
本作は冷静に観るとカーリがあまりに不憫なので、このジャックジャックの可愛さが無ければ見ていられなかったかもしれません。バランスが絶妙です。
私が好きなシーン
まずディッカーさんと一対一でいかにも取り調べみたいな雰囲気なのに動じないカーリが面白いです。
私が1番好きなのは、やっぱりジャックジャックが炎に包まれるところ。
あそこで曲が「怒りの日」になるのがたまらないのと、流石にトイレの水での消火は避けるカーリに残った冷静さが好き。
あとはシンドロームがアイマスク?なしで登場するのが地味に嬉しいです。彼、実は目が綺麗なんですよね。