ドナルド、ミッキー、プルートたちに続いて、いよいよグーフィーの短編映画を制覇したいと思います!
今回もプルートのときと同じく、1記事につき3作品観ていきますね♪
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グーフィーの短編アニメ映画1~3
1.グーフィーの釣天狗
短編映画「Goofy and Wilbur」より
原題:Goofy and Wilbur
公開日:1939年3月17日
監督:ディック・ヒューマー
登場キャラクター
グーフィー、ウィルバー(バッタ)、魚、カエル、鳥
あらすじ
ボートで釣り禁止区域にやってきたグーフィー。さっそく箱からウィルバーを取り出すと、ウィルバーもやる気満々でスタンバイします。
2人が始めたのは魚捕り。水面をジャンプできるウィルバーがおとりになり、魚を誘導してグーフィーが持つ網の中に入れるのです。
こうしてチームワーク抜群の2人は次々に魚を捕まえますが、手強い魚があらわれウィルバーを飲み込んでしまいます!
グーフィーが助け出しひとまず難を逃れたウィルバー。しかし今度はカエルに飲まれてしまい、グーフィーは慌ててその後を追いますが…。
感想
グーフィーシリーズ一作目ですが、どちらかというとウィルバーがメインの作品。彼、ジミニークリケットの甥なんですって!
虫は基本的に苦手ですがこんなに人懐っこく表情豊かなバッタならとっても可愛い!若さゆえかすぐ調子に乗っちゃうところも愛らしいです♪
この作品はグーフィーにとってはミッキーやドナルドと散々共演した後の初単独主演作なので、性格や動きはもう完成されたいつものグーフィー。ブレないです。
カエルや鳥の追いかけ方が面白いのと、ウィルバーが死んでしまったと思い小さな友人のために涙を流す姿が愛しいです。もちろんウィルバーは無事ですが、最後の登場の仕方もいかにもディズニーらしくて好き♪
2.グーフィーのグライダー教室
短編映画「Goofy’s Glider」より
原題:Goofy’s Glider
公開日:1940年11月2日
監督:ジャック・キニー
登場キャラクター
グーフィー
あらすじ
「HOW to FLY」(空の飛び方)という本を読みながら、グーフィーがグライダーに挑戦しようとしています。
まずは走って勢いを付けますが高さが足りずに失敗。さらにスピードを出すため凧揚げ方式や自転車による助走、パチンコ方式などを試してみますがどれも失敗してしまいます。
その後挑戦した大掛かりなローラースケート滑走では、飛ぶことができたものの重力無視のさかさま飛行!
そして最終的に本に頼らずグーフィーが自ら編み出したグライダーを飛ばす方法とは?
感想
グーフィーの「教室シリーズ」(How Toシリーズ)1作目。おなじみの”ナレーションが付いてグーフィーはほとんど話さないスタイル”の背景はグーフィーの声優さんが紛争中のために一時的にスタジオを去ったからだそう。初めて知ったので驚きました。
小さい頃に吹替版をよく観ていたので「ぼーくのーグライダー空高く舞い上がれ(る?)♪」という曲は今でも覚えています。
グライダーごと水に浸かってしまい魚たちが集まってくるシーンやパラシュートのくだりがお気に入り。こののんびりした雰囲気に癒やされます。
失敗続きにさすがのグーフィーもうんざりした様子。最後の過激な手段からのスケールが大きなオチはもう参加するしかないでしょう。
ちなみにこの作品、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークのアトラクション「グーフィーのスカイスクール」の元になったお話なので、遊びに行く前にも是非観てください♪
3.グーフィーのトランク騒動
短編映画「Baggage Buster」より
原題:Baggage Buster
公開日:1941年4月18日
監督:ジャック・キニー
登場キャラクター
グーフィー、うさぎ・牛などの動物たち
あらすじ
駅員のグーフィーはマジシャンのトランクを5時15分の電車に乗せるよう指示を受けます。
そこでさっそくトランクを運びますが途中でふたが開いてしまい、中にあったシルクハットを何気なく手にとってしまったことでウサギやハトが逃げたりと大騒動に。
うさぎたちを元にもどし一安心かと思えばトランクがひとりでに動き出したり美しい女性(のしかけ)が飛び出したり、さらに不思議な赤い布も登場。
布は動物を出すだけでなくかぶったグーフィーの頭を金魚鉢に変えてしまったりと予測不能!迫る列車にあわてて片付けるグーフィー、はたして荷運びを間に合わせることができるのでしょうか?
感想
マジックの道具ということで何が飛び出すかわからないドタバタが楽しい作品。この不思議な面白さは「ミッキーの魔術師」を思い出します。
最初に飛び出すウサギの動きが可愛くて大好き!グーフィーと一緒にシルクハットを覗き込んだり腕を組んで戻ることを拒否したりと愛らしいいたずらっ子です。
グーフィーはほとんどしゃべりませんがその人間に近い体を生かした細やかなジェスチャーが効いています。慌てず騒がず(?)不思議なことに巻き込まれていくグーフィーを思わずじっと観察しちゃう。
終盤からラストへの勢い・スケール・スピード感も楽しい!動物たちに混じってプルートがいるので是非探してみてください♪
あとがき
いかがでしたか?
大好きな教室シリーズを久しぶりに観たので懐かしくて嬉しい♪
次回もお楽しみに!
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