前回に引き続き、グーフィーの短編映画を3作品観ていきます♪
↓前回の記事(第5回)はこちら
↓グーフィーの映画一覧はこちら
グーフィーの短編アニメ映画16~18
16.グーフィーの幌馬車隊西へ
短編映画「Californy ‘er Bust」より
原題:Californy ‘er Bust
公開日:1945年7月16日
監督:ジャック・キニー
登場キャラクター
グーフィー(開拓者/インディアン)
あらすじ
昔、ペンシルベニア州でのこと。西へ向かって旅をしていた1人の開拓者は幌馬車隊と一緒に行動することにしました。
その幌馬車隊を発見したインディアンたちはすぐに様々な種族を結集させると、彼ら開拓者たちに戦いを仕掛けることに。
その夜戦いに向けた踊りを踊ると、インディアンたちは早朝まだ眠っている幌馬車隊を取り囲み襲いかかります。
開拓者たちは銃で応戦しますがあまりに大勢のインディアンたちに苦戦し、ついには銃弾が尽きてしまい…。
感想
子供の頃、大のお気に入りだった作品のひとつ。癖になるというのか、何度も観たくなる映画です。
今の時代はこういう描き方をしてはいけないのかもしれないけど、このインディアンたちがちょっと怖くて、でも楽しくて大好き!
夜のダンスや弓矢での音楽パフォーマンス?は曲も含めよく覚えています。酋長のビジュアルも面白いし、一列に並んで登場するところなんかも…挙げていくとキリがないですね。
ついつい彼らに夢中で冒頭の流れを忘れてしまい、ラストシーンで「あ、そういえばそういう話だった!」と思い出しました。
17.グーフィーのアイスホッケー教室
短編映画「Hockey Homicide」より
原題:Hockey Homicide
公開日:1945年9月21日
監督:ジャック・キニー
登場キャラクター
グーフィー
あらすじ
大注目のアイスホッケーの試合が開催されます。客席は満席で立ち見も出るほど。
さっそく試合が始まりますが、両チームのスタープレイヤーは試合そっちのけで乱闘状態。すぐに2人とも退場になってしまいます。
主要選手を失ったものの試合は激しいパックの奪い合いとなり、レフリーは巻き込まれ観客は掴み合いになるほど大興奮。
いったん興奮をさます休憩をはさんで始まった第二ピリオドでは白熱のあまり…。
感想
グーフィーによるアイスホッケー。原題は”ホッケー殺人”ということでいいのでしょうか。なかなか過激!
選手やレフリーはスタッフにちなんで名付けられているようなので、興味があればリストをよく見てみると面白いかもしれません。レフリーのクリーンゲーム・キニーは監督にちなんでいるのでしょうね。
選手だけでなく観客やレフリーの様子もテンポよくはさみ、内容はずっと試合の模様なのですが飽きさせません。ナレーションによる怒涛の実況も楽しい♪
そしてパックが大量に落ちてしまってからの大混乱は必見!他の映画の名場面?も登場するはちゃめちゃ感がたまりません。
18.グーフィーの騎士道
短編映画「A Knight for a Day」より
別タイトル:グーフィーの黒騎士
原題:A Knight for a Day
公開日:1946年3月8日
監督:ジャック・ハンナ
登場キャラクター
グーフィー(セドリック/Sir ロインステーキ/Sir カンファレンス)、エスメラルダ姫
あらすじ
お城で開かれた騎士による闘技大会。優勝者はエスメラルダ姫と結婚する権利を与えられます。
ところが試合直前、出場予定のSir ロインステーキはアクシデントにより意識不明に。従者のセドリックは伸びてしまった主人の変わりに馬に乗り、鎧を着て試合に臨むことになりました。
対するはいかにも屈強なSir カンファレンス。しかし姫は一目でセドリックの方を気に入ったようです。
試合はSir カンファレンスが優勢に見えましたが、セドリックも粘ります。はたして勝負の行方は…?
感想
「ミッキーの騎士道」では相手役だったグーフィーが主役の騎士である作品。
日本語版では名前が変わるようですが、サーロインステーキとかサーカンファレンス(=円周)とか、名前が洒落ていますね。
美しいけどあまり姫らしくない仕草のエスメラルダ姫は愛嬌たっぷりでこの作品にしか登場しないなんてもったいないキャラクターです。
試合は剣を使いパンチするシーンや鎧の中で余裕の表情をするセドリックが見所。最初の Sir ロインステーキの身支度シーンも面白いです♪
Sir カンファレンスには悪いけど、経験も力もないセドリックが勝ってしまう(ネタバレしちゃった)この逆転劇が気持ちいい!
あとがき
いかがでしたか?
今回の最後「グーフィーの騎士道」から次回記事3作品は監督が変わるので、また違ったグーフィー作品が見られそうです♪
次回もお楽しみに!
↓他キャラクターはこちら