ドナルドダックの短編映画シリーズ感想【No121~125】

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短編映画を観て感想を述べるシリーズ。

前回の記事はこちら

ドナルドダックの短編映画シリーズのうち116~120作品目のあらすじと感想。今回ご紹介するのは「ドナルドの猟はつらいよ」「クマの冬ごもり」「クマとみつばち」「リスの大逆襲」「リスの船長」の5作品です。

今回はドナルドダックの短編映画、121作目から125作目までです。

これでドナルドの短編映画シリーズはひとまず終了となります。

ビリヤード台

ドナルドの短編映画121~125

121.ドナルドの災難~家庭篇

別タイトル:ドナルドの家庭内事故
原題:How to Have an Accident in the Home
公開日:1956年7月8日
監督:チャールズ・A・ニコルズ

登場キャラクター

ドナルド、JJ フェイト

あらすじ

あらゆる事故が自分(フェイト=運命)のせいにされることを嘆くJJ フェイト。

しかし、事故はただの不運ではなく本人の不注意が引き起こしているということを、ドナルドを例にとって説明します。

ドナルドは特別運が悪いわけではないのに家の中で感電したり足を滑らせたりと事故ばかり。

そしてその原因は本人がつくっているものばかりだったのです。

感想

ドナルドを小さくして白ひげを生やしたようなキャラクター、JJ フェイトが家の中でのドナルドの様子を解説していきます。

今までとテイストが変わって、背景が平面イラスト風。イメージとしては101匹わんちゃんに近いかな?おしゃれな感じです。

年間で起こる家庭内事故件数を伝え電化製品やガスの使い方警告する内容で大人向けな印象。

ディズニーのスローモーションで振り返るシーンが好きなので金魚鉢を運びながら起こった事故のシーンは何度でも見ていられます。あとは階段下りのバリエーションも楽しい。

この映画を観て、たこ足配線はほどほどにしようと思いました。

122.ドナルドの数学教室

別タイトル:ドナルドのさんすうマジック
原題:Donald in Mathmagic Land
公開日:1959年6月26日
監督:ハミルトン・ラスク

登場キャラクター

ドナルド、精霊(声のみ)、ピタゴラスと仲間、チェスのこまたち、実写の人たちなど

あらすじ

数の魔法の国に迷い込んだドナルドは冒険に宿る精霊に導かれながら数学の世界へ。

まずはギリシャのピタゴラス派から数学と音楽の関係について学んだり、ペンタグラムで黄金比や幾何学について学びます。

数学は嫌いでも音楽が好きなドナルドは少し興味を持ち始めた様子。

後半はゲームに使われる数学について、チェスやビリヤードを例に学びます。

最後は頭の中で図形を回したり切ったり。頭の中の無限の世界と、数学が科学の扉を開ける鍵となることを学んでいきます。

感想

今までの短編は10分弱でしたがこれは30分弱と少し長め。

かなり学習教材っぽいですがところどころでドナルドが出てくることで飽きずに観ることができます。(子供の頃はところどころ飽きていたような気もしますが)

小学生の頃に何度も観て印象に残っているのはハープの音階自然界の黄金比ビリヤードドナルドの頭の中を掃除するところペンタグラム(星の図形)を無限に書いていくところあたりでしょうか。

終始画面が暗めなのと数の世界がふしぎの国のアリス風なので小さい子には怖かったりするようです。小学生以上向けかもしれません。

私が好きな実写映像にアニメを乗せる技術も使われていて、アニメであるドナルドが実写のビリヤード台でスーパーショットを見せるシーンが楽しい。

最後はガリレオ・ガリレイの言葉で締めくくられます。

123.ドナルドの災難~仕事篇

別タイトル:ドナルドの仕事中事故
原題:How to Have an Accident at Work
公開日:1959年9月2日
監督:チャールズ・A・ニコルズ

登場キャラクター

ドナルド、JJ フェイト、デイジー、ドナルドの子供と飼い犬、看護婦と労働者(人)

あらすじ

「ドナルドの災難~家庭篇」にも登場したJJ フェイトが再び人々の不注意による事故が自分のせいにされていることを嘆きます。

今回はドナルドの仕事中の様子がメイン。家の中では安全に気を遣うようになったようですが、仕事中は不注意ばかり。

ルーズな服装や余所見、空想にふけったりなどが原因の事故によってドナルドは何度も応急処置室へ運ばれていきます。

本人は運が悪かったと言っているようですが・・・。

感想

2つ前の家庭篇と同じ始まり方で、背景のテイストも同じです。

久しぶりにデイジーが登場しますがかなりお疲れの様子。「ドナルドの日記帳」同様結婚後として描かれるときにまるで別人なのは、結婚設定はフィクションだよという意味なのでしょうか。

子供は甥っ子たちそっくりなので1人だけなのがもはや不自然な感じ。

事故のバリエーションについては私は家庭篇の方が好きですが、後半のランチを用意するシーンはチャップリンのモダン・タイムスのようで楽しいです。

124.ドナルドの不作法教室

原題:The Litterbug
公開日:1961年6月21日
監督:ハミルトン・ラスク

登場キャラクター

ドナルド、ナレーター、ヒューイ、デューイ、ルーイ、森の生き物たち

あらすじ

ナレーターが「害虫駆除」の本の内容を紹介。その中で蚊やワタミハナゾウムシ、シロアリとともに紹介されたのがドナルド扮するゴミ捨て虫(Litterbug)です。

ゴミ捨て虫にはさまざまなタイプがいますがやっかいなのはみな同じ。子供から大人まで大量のゴミを日常的に撒き散らしています。

歩道でのポイ捨てや移動中の車からの投げ捨て。ゴミ捨て虫が集まるビーチや山はすぐにゴミだらけに。

森の動物たちは自分たちの住処を汚されゴミ捨て虫を嗜める歌を歌いますが、ゴミ捨て虫の耳には届きません・・・。

感想

オープニングの実写映像が結構衝撃的なポイ捨ての量なんですが、演出なしなのでしょうか。この映画が作られた経緯は知りませんがこれは作られるべきですね。

やっぱりスローモーションが好きな私のお気に入りは唯一スローで見られるスニークバグ(ゴミを隠すようにポイ捨て)です。捨てるときの悪い顔が面白い。

森の動物たちはどこかでみたようなキャラクターがたくさんいるので、探してみるとおもしろいかもしれません。わんわん物語に出てくるビーバーが出演しているという情報も。

ラストは動物たちの音楽で終わるのかなと思いきや、もしかして私も・・・?と思わせる良い終わり方でした。

125.ドナルドの物理教室

原題:Donald and the Wheel
公開日:1961年6月21日
監督:ハミルトン・ラスク

登場キャラクター

ドナルド、父と息子(実写のシルエットのみ)、動物たち、ダンサーたち(実写)

あらすじ

ホイール(車輪などの回転する円板)がいかに重要で不可欠であるかを歌う父とその息子(のシルエット)。

2人は不自由な生活をしている原始人のドナルドにホイールがいかに便利であるかを気づかせるため、ホイール(ここでは車輪)があることで未来がどのように発展していくのかを体験させます。

しかし、自動車が走る時代まで体験した原始人ドナルドは事故を起こしてしまいすっかり不機嫌に。

そこで今度は同じく回転する円板によって音楽を楽しめるレコードなどを紹介。

果たしてドナルドにはホイールの有用性が伝わるのでしょうか。

感想

最終回のここまで来て良い資料映像が見つからず記憶で補っている部分があるので多少のあらすじの齟齬はご了承ください。

家にある古いビデオテープには吹き替え版の映像が録画されているのですが再生できたとしても見られる状態かどうか・・・。

とにかくホイールによる未来の発展を知っている神様である父と息子がまだホイールを知らない原始人ドナルドに歌や映像で教えるお話と理解しています。

「ドナルドの数学教室」とテイストは同じですが今回のドナルドはあまり納得していない様子。でも音楽がたくさんあるので視聴者は楽しく観られます。

いくつかあるノリが良い音楽の中でも歯車のときの歌が好き。息子の華麗なターンに注目です。

あとは回転するレコードの上で曲に合わせた衣装のお姉さんが踊るシーンが子供の頃から大好き。まるでオルゴールの人形みたいで素敵なんです。

原始人ドナルドもやはり音楽が好きなようでレコードのシーン(きれいなお姉さんも出てくるし)が一番楽しそうでした。

あとがき

いかがでしたか?

ついに25回に及んだドナルド・ダックの短編映画シリーズ感想記事も最終回を迎えました。

ドナルドは有名なのに、出演映画の感想記事って意外とないんですよね。私の記事でこんな短編あったなと懐かしんだり新しい作品に出会ったり一緒に観た気分になってもらえるとうれしいです。

文章を書く練習にとブログをはじめてすぐに開始したこのシリーズ。読みにくい部分もかなり多いかと思いますので、今後ぼちぼち加筆修正していく予定です。

次はミッキーの短編映画シリーズ制覇を目指します。そちらもぜひお付き合いください♪

最後までお読みいただきありがとうございました!

感想記事はこちらからも探せます↓

ドナルドダックが主演の短編映画作品シリーズを一覧にしました。邦題、公開年、共演キャラクターが一目で分かるリストです。さらに感想記事へのリンクを付けたので原題、あらすじなどはそちらをチェックしてください。映画を確認しながら随時内容を更新しています。

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