【No81~85】ミッキーの短編アニメあらすじと感想

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第17回となる今回はミッキー短編映画シリーズの81~85作目。

前回(第16回)はこちら↓

ミッキーマウスの短編アニメ映画シリーズのうち76~80作目のあらすじと感想です。今回ご紹介するのは「ミッキーの害虫退治」「ミッキーの消防隊」「プルートの化け猫裁判」「ミッキーのアイス・スケート」「ミッキーのポロチーム」の5作品。

子供の頃に観ていた方も今はまっている方もまだ観たことがない方も、是非一緒に懐かしんだり楽しんだり、まだ知らない映画に出会いましょう♪

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ミッキーの短編アニメ映画81~85

81.ドナルドダックの遠足騒動

孤児たちをつれてピクニックへ行くミッキーとドナルド

短編映画「Orphan’s Picnic」より

原題:Orphan’s Picnic
公開日:1936年2月15日
監督:ベン・シャープスティーン

登場キャラクター

ミッキー、ドナルド、孤児たち、蜂

あらすじ

ミッキーとドナルドは孤児たちを連れてピクニックへ。

ドナルドは食事の用意をはじめ、ミッキーは孤児たちと目隠し鬼ごっこで遊んでいます。

しかし、食事の用意が整う前に次から次へと盗み食いをする孤児たちに対し、ドナルドは怒り爆発。

さらに孤児の一人が謝罪として蜂が潜んだ花をドナルドに渡し、何も知らずに受け取ったドナルドはひどい目に・・・。

感想

ミッキーのシリーズですが、ドナルドがメインのお話のひとつ。

甥っ子たちに対してもそうですが、食事のマナーにはちょっと厳しいドナルドおじさん。このお話ではドナルドがいたずらもせず機嫌よく食事の用意をしているところでひどい目に合うのでちょっとかわいそうです。

ドナルドと対比するようにミッキーのお人好しさも目立ちます。こうやってどんどんキャラクターの差が生まれていったのでしょうか。

前作に続きオチはドナルドが思わぬものを飲み込んでしまうネタですが、やっぱりこの動き(特にお尻)が面白いのでお得意のギャグになっていくのも納得です。

82.ミッキーのグランドオペラ

シルクハットから出てくるうさぎに驚くプルート

短編映画「Mickey’s Grand Opera」より

原題:Mickey’s Grand Opera
公開日:1936年3月7日
監督:ウィルフレッド・ジャクソン

登場キャラクター

ミッキー、プルート、ドナルド、クララ・クラック、(グーフィー、クララベル、ホーレス)

あらすじ

ミッキーのグランドオペラがもうすぐ開幕。出番を間近に控えたミッキーは舞台裏に入り込んでしまったプルートを叱ります。

その剣幕にあわてたプルートは小道具部屋に入り込んでしまい、マジック用のシルクハットに遭遇。その仕掛けに翻弄されすっかり夢中になってしまいます。

一方舞台ではミッキーの指揮による演奏とともに幕が上がり、クララとドナルドが登場。オペラはおおむね順調に進行していきます。

しかし、先ほどのシルクハットとそれを追うプルートが舞台上に現れてしまったことでオペラはたちまち台無しに・・・?

感想

久しぶりの舞台のお話。クララはおそらく2回目の登場ですね。

プルートには甘くなりがちなミッキーですがやはりエンターテイナーとして舞台前はピリピリと厳しい様子。最近穏やかなミッキーばかりだったのでそんなミッキーが観られてちょっと嬉しいです。

ウサギを二度見したりカエルをジャンプしながら追ったりととにかく表情豊かなプルートがたっぷり見られます。

クララとドナルドという鳥コンビのおそらくロミオとジュリエット的な劇であろう、ひとつもセリフが分からないオペラもお気に入り。

最後はやはり思わぬものを飲み込んでしまうドナルドでした。

83.ミッキーの夢物語

原題:Thru the Mirror
公開日:1936年5月30日
監督:デイヴィッド・ハンド

登場キャラクター

ミッキー、家具たち、電話、手袋、トランプなど

あらすじ

「鏡の国のアリス」を読みながら眠ってしまったミッキーは、鏡の向こうの世界へ行く夢をみます。

鏡の向こうでは一部の家具や雑貨が生きていて、この世界のくるみを食べたミッキーはみるみるうちに体が縮んでしまいました。

小さくなったミッキーは電話のコードで縄跳びしたり、手袋と一緒にダンスをしたり、トランプたちと行進をしたり。

しかし、ハートの女王と2人で仲良くダンスをしているとハートの王の怒りを買ってしまい・・・。

感想

これは有名な作品ですね。不思議な世界とかわいいアニメーションがマッチした名作です。

シルクハットの上でマッチとダンスするシーンや手袋とダンスするシーンがかわいくて特にお気に入り。

他にもハートの王と楽しそうに戦うかっこいいミッキーやラストで寝ぼけているミッキーなど様々な表情が楽しめます。

映画「アラジン」でもジーニーが同じように手袋とダンスをするシーンがあったり、「美女と野獣」などにも影響を与えていそうな本作はミッキーファンだけでなくディズニーファン必見です。

84.ミッキーのライバル大騒動

原題:Mickey’s Rival
公開日:1936年6月20日
監督:ウィルフレッド・ジャクソン

登場キャラクター

ミッキー、ミニー、モーティマー、車たち、牛

あらすじ

ミッキーとミニーがピクニックをしていると、ミニーの幼馴染のモーティマーがスポーツカーをとばしてやってきます。

ミニーは彼を気に入っていますが、ミッキーは彼のジョークや彼に対するミニーの態度が気に入りません。ミッキーの車もモーティマーの車のことが気に入らない様子です。

その後一緒にピクニックを楽しんでいたモーティマーはミニーに柵越しの闘牛を披露。しかし柵の扉が開いていて牛が柵の外へ出てきてしまいます。

慌てて一人で逃げていくモーティマー。一方ミッキーはミニーの叫び声を聞きつけ助けに向かいます。

感想

ミッキーのライバル、モーティマーの登場です。さすがのミッキーも無礼な人(しかも恋のライバル?)には怒りを隠せない様子。

モーティマーのジョークはいただけませんが骨のカスタネットや闘牛のダンスシーンはおもしろくて好きです。

拗ねるミッキーがかわいらしく、ミッキーの車と並んで手をパタパタと頬に当てているシーンはお気に入り。ミッキーに忠実で一生懸命牛に立ち向かう車には今回の功労賞を捧げたいです。

牛に追いかけられているミニーが見せる久々のがに股走りも楽しめます。

85.ミッキーの引越し騒動

ピアノを運び出すグーフィー

短編映画「Moving Day」より

別タイトル:ミッキーの引越し大騒動
原題:Moving Day
公開日:1936年6月20日
監督:ベン・シャープスティーン

登場キャラクター

ミッキー、ドナルド、グーフィー、ピート

あらすじ

6ヶ月もの家賃を滞納しているミッキーとドナルドは保安官のピートに立ち退き通知を突きつけられます。さらに家具も売るといわれた2人は、大慌てで引越しを開始します。

そこへやって来た氷屋のグーフィーも手伝うことに。車にピアノを乗せようとしますが、なかなかうまくいきません。

ドナルドはガス漏れを引き起こしお尻には常に何かがはまっている状態。ミッキーは懸命に荷物をつめこみますが物が多すぎてあふれだします。

果たして3人は無事に家財道具を持って引越しをすることができるのでしょうか?

感想

3人によるドタバタ劇は外れがありませんね。欲を言えばもうちょっとミッキーを活躍させてほしかったです。

子供の頃はピートが悪者だと思っていたのですが(だって拳で釘を打つんですよ・・・!)、保安官だったんですね。

印象が強いのはやっぱりグーフィーとピアノのやりとり。まるで生きているようなピアノがどこか怖かった思い出がありますが、今観ると面白いの一言です。

ドナルドはあいかわらずのお尻ネタ。今回はお尻にはまるものが2つもあるのでたっぷりと堪能する事ができます。どちらのときもまだはまっていることに気付いていないときの様子がかわいくて好きです。

あとがき

いかがでしたか?

久しぶりのキャラクターから新しいキャラクター、お馴染みのキャラクターまでバリエーション豊かな5作品でした。

次回は色々な動物が登場しそうです。お楽しみに♪

感想記事の一覧はこちら↓

ミッキーマウスが主演の短編映画作品シリーズを一覧にしました。邦題、公開年、共演キャラクターが一目で分かるリストです。さらに感想記事へのリンクを付けたので原題、あらすじなどはそちらをチェックしてください。映画を確認しながら随時内容を更新しています。