【No86~90】ミッキーの短編アニメあらすじと感想

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第18回となる今回はミッキー短編映画シリーズの86~90作目。

前回(第17回)はこちら↓

ミッキーマウスの短編アニメ映画シリーズのうち81~85作目のあらすじと感想です。今回ご紹介するのは「ドナルドダックの遠足騒動」「ミッキーのグランドオペラ」「ミッキーの夢物語」「ミッキーのライバル大騒動」「ミッキーの引越し騒動」の5作品。

子供の頃に観ていた方も今はまっている方もまだ観たことがない方も、是非一緒に懐かしんだり楽しんだり、まだ知らない映画に出会いましょう♪

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ミッキーの短編アニメ映画86~90

86.ミッキーの山登り

山登りをしているミッキー

短編映画「Alpine Climbers」より

原題:Alpine Climbers
公開日:1936年7月25日
監督:デイヴィッド・ハンド

登場キャラクター

ミッキー、ドナルド、プルート、ヤギ親子、ワシの親子、山岳救助犬

あらすじ

山登りにやってきたミッキーとドナルドとプルート。

エーデルワイスを集めていたドナルドは子ヤギに集めた花を食べられてしまい、怒りの追いかけっこが始まります。

ミッキーはワシの卵を見つけ持ち帰ろうとしますが、さっそく親鳥に見つかり大ピンチ。思わず持っていた卵を投げつけていくと中から次々と雛が生まれます。

そのうちの一羽の雛を追いかけ雪の中に落ちてしまったプルート。すぐに災害救助犬に助け出されますが、体を温めるため飲まされたお酒ですっかり酔っ払ってしまい・・・。

感想

羽付き帽子とリュックの山岳スタイルがかわいいミッキーとドナルド。珍しくドナルドが自分の戦いの相手に勝利を収め、一方ミッキーは苦戦しドナルドに助けを求めます。

プルートを助けるセントバーナード犬はBolivar(ボリバル?)という名前らしく、コミックではドナルドの愛犬だとか・・・!ふわふわで大きな体とだるだるの口元がチャームポイント。プルートとも良いコンビで癒されます。

お気に入りはミッキーが卵を投げるたびに雛が生まれるところや、画面上をたくさんの雛が飛び回るシーン。てんやわんやで面白いです。

プルートがお酒を飲んでじんわり温まっていく様子や酔っ払ってしまう描写も楽しい。ラストでどさくさに紛れて発揮されるドナルドのお尻コプター?も必見です。

87.ミッキーマウスのがんばれサーカス

アシカたちとショーを披露するドナルド

短編映画「Mickey’s Circus」より

別タイトル:ミッキーのサーカス
原題:Mickey’s Circus
公開日:1936年8月1日
監督:ベン・シャープスティーン

登場キャラクター

ミッキー、ドナルド、アシカたち、アシカのソルティ(子アシカ)、孤児たち

あらすじ

本日、ミッキーのサーカスでは孤児たちの無料デー。たくさんの孤児たちがサーカス訪れます。

団長のミッキーの紹介で登場したのはドナルドとアシカたち。ドナルドはアシカたちに芸をさせますが、餌をほしがりなかなかいうことを聞かないアシカたちに手を焼きます。

そうこうしていると孤児たちがついにいたずらを開始。ドナルドとミッキーは大砲につめられ上空へ打ち上げられてしまいました。

こうしてミッキーとドナルドは急遽綱渡りを披露するはめに。さらに孤児たちのいたずらはエスカレートしていき、綱の上に樽を転がしたり電流を流したり・・・。

感想

意外と少ないサーカスが舞台のお話。衣装も似合っていて素敵だし、音楽も全てサーカスらしく楽しいです。

子供の頃はなんといっても小さなアシカのソルティがかわいくて好きでした。一番小さいのに芸達者で食いしん坊。ほかのアシカに入れ知恵までする末恐ろしい子です。

印象が強いのはこのソルティともう一頭のアシカが頑張るラッパのシーン。小さい頃はラッパを間違えて変な音が出るシーンをとても気に入っていました。

今回はドナルドとともにめちゃくちゃないたずらに巻き込まれてしまうミッキーが面白いのですが、やっぱりドナルドと比べるとスマートに切り抜けてしまうのが彼らしいです。

88.ドナルドの磁石騒動

磁石とお皿の間に顔がはさまってしまったプルート

短編映画「Donald and Pluto」より

原題:Donald and Pluto
公開日:1936年9月12日
監督:ベン・シャープスティーン

登場キャラクター

ドナルド、プルート

あらすじ

配管工のドナルドは仕事中。近くではプルートが大好きな骨を楽しんでいます。

ところがドナルドが落とした仕事道具の磁石をプルートが誤って飲み込んでしまいました。

ありとあらゆる金属のものが自分に引き寄せられるのでパニックになるプルート。

プルート(の中の磁石)に仕事を邪魔されたドナルドは怒ってプルートを追いかけますが、手に持っていた仕事道具がなんと天井越しに引き寄せられてしまい・・・。

感想

ミッキーシリーズだけどミッキーが出演していない映画のひとつ。ドナルドが鳥らしいフォルムから丸っこいフォルムに変化しています。

登場するのはよくあるU字型の磁石ですが、とんでもない磁力!

プルートの見せ場ではテーブルをはさんで時計が歩くようについてきたり、はしごから釘だけが引き寄せられて抜けばらばらになるシーンがお気に入り。

だけどやっぱり後半でのプルートとドナルドが2人で天井をはさんで繰り広げるやりとりが一番の面白さ!「いい加減手を離せばいいのに・・・」とついつい思っちゃいます。

89.ミッキーといたずら小象

小象のボボとミッキー

短編映画「Mickey’s Elephant」より

別タイトル:いたずら小象
原題:Mickey’s Elephant
公開日:1936年10月10日
監督:デイヴィッド・ハンド

登場キャラクター

ミッキー、プルート、子ゾウのボボ、プルートの中の悪魔

あらすじ

プルートの遊び相手に、とミッキーに贈られたのは子ゾウのボボ。

ミッキーはボボの家をつくり、そのあいだにボボは一人でボール遊びをしています。

そこへプルートがやってきますが、ボボのことを気に入らない様子。自分の中の悪魔にそそのかされたプルートはボボに唐辛子の粉末を浴びせてしまいます。

ボボは涙とくしゃみがとまらなくなってしまいます。それに気付いたミッキーはなんとかとめようとしますが、強烈なくしゃみによる被害はどんどん広がり・・・。

感想

ミッキーの家に新たなペットがやってくるたび葛藤するプルート。今回のお話では小ゾウにやきもちをやきます。

映画のタイトルは「いたずら小象」ですが、特にボボにはいたずらっ子な印象はなく、ただ小さい子供という感じ。ボール遊びの様子がひたすらかわいいし、泣きながらくしゃみをする様子はかなりかわいそうです。

日曜大工もできちゃうミッキーによるボボのおうちがかわいい。(ボボには小さいような気もしますが。)ミッキーのダボダボのズボンを生かしたシーンも好きです。

ちなみに映画の中の手紙ではボボの差出人は「RAJAH OF GHABOON」となっているのですが、どのサイトをみても綴りが「GAHBOON」。単なる誤植?

90.ミッキーの不思議な薬

薬を調合しているミッキー

短編映画「The Worm Turns」より

原題:The Worm Turns
公開日:1937年1月2日
監督:ベン・シャープスティーン

登場キャラクター

ミッキー、プルート、ピート、ハエ、蜘蛛、ネズミ、ネコなど

あらすじ

ミッキーがなにやら実験で作っているのは「勇気増進薬」。

薬が完成したので蜘蛛の巣に捕まったハエにかけてみると、ハエが蜘蛛を倒してしまいました。実験は成功です。

その後も家の中でネコに追われていたネズミに薬をかけるとネズミがネコをやっつけ、プルートに追い詰められたネコにかけるとネコはプルートをやっつけてしまいます。

そこへ市の野犬捕獲員であるピートがあらわれ、プルートを追い詰めます。それを見たミッキーが今度はプルートに薬をかけると・・・。

感想

冒頭の実験シーンがあやしくもわくわくする名作。子供の頃から好きだった作品のひとつです。ピートも久々の登場。

薬の効果が発揮され逆転するときにはどの組み合わせでも同じ曲が使われているのですが、これがお話を分かりやすく軽快で楽しくしています。

ミッキーはこの薬をおそらく弱いものいじめをやめさせる目的で作ったのだと思いますが、だんだんただ楽しんでいるだけにしか見えなくてそれはそれで面白い。

ラストも同じ流れながらまさかの展開でしっかりオチもついています。

あとがき

いかがでしたか?

今回は様々な動物たちが登場、今後も何作かにでてくるキャラクターがいるので是非チェックしてください。

次回もお楽しみに♪

感想記事の一覧はこちら↓

ミッキーマウスが主演の短編映画作品シリーズを一覧にしました。邦題、公開年、共演キャラクターが一目で分かるリストです。さらに感想記事へのリンクを付けたので原題、あらすじなどはそちらをチェックしてください。映画を確認しながら随時内容を更新しています。