ピクサー短編作品、「ダグの特別な1日」の紹介と感想です。
のほほんと観てたらラストで胸がいっぱいになった。
基本情報
原題「Dug’s Special Mission」2009 5分
Directed (監督) by Ronnie del Carmen(ロニー・デル・カルメン)
Produced (制作) by Galyn Susman
Executive Producers Pete Docter , John Lasseter
ピクサーアニメーションスタジオ作品。
あらすじ
今日はダグの誕生日。
最高に幸せな1日になるよう願い事をしたダグは、張り切ってアルファたちの鳥捕獲任務を手伝おうとします。
アルファたちは厄介払いするため無意味な任務をダグに任せますが、一生懸命それらの任務をこなしていくダグ。
しかし、結果的にそれがアルファたちの任務を邪魔してしまい…。
どんな作品?
「カールじいさんの空飛ぶ家」のDVDに収録された作品。
監督は「インサイド・ヘッド」の共同監督を務めたロニー・デル・カルメン。
「カールじいさんの空飛ぶ家」のスピンオフ作品にはピクサー短編次作「ジョージとAJ」もあります。
ダグがお好きでしたら、ディズニープラスオリジナルのシリーズ「ダグの日常」もおすすめ!
引用元:DisneyWiki
感想(ネタバレ注意)
本編がもっと好きになるスピンオフ
本作は長編映画「カールじいさんの空飛ぶ家」の愛されキャラ、ダグが主役。
ダグが図らずもアルファ達の仕事の邪魔ばかりしてしまうドタバタコメディとしてだけでも十分楽しい作品です。
ただこの日はダグの特別な1日、誕生日。お利口さんなダグに何かとっても素敵なことが起こりますようにと期待しながら見ていると、ラストでとっても暖かい気持ちになれました。
本編のことがさらに好きになる、素敵なスピンオフ作品です。
犬好き必見の再現力
とにかくダグが可愛くてしょうがないですよね。本編でも可愛かったけど、よりその魅力を堪能できます。
ふわふわした毛並み、そして一つ一つの挙動がちゃんと犬。
アニメとしてデフォルメされているので見た目が本物の犬そっくりというわけではないけど、人間臭さが出そうな顔の表情でさえ「犬ってそういう顔する時あるよね」と思い当たるような隙のなさで犬として表現されています。
穴の中に入っておくように言われている時、耳が片方ぺろっとめくれているのとかがもうたまらない!
アルファ達も観察してみましたが、こちらは犬らしさがダグより抑えられているのは任務に明け暮れて犬らしさが薄れてきているが故なのでしょうか。
ブルドッグ(ガンマかな?)が顔をぺろっとするところが可愛くて好き。