【No56~60】ミッキーの短編アニメあらすじと感想

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第12回となる今回はミッキー短編映画シリーズの56~60作目。

前回(第11回)はこちら↓

ミッキーマウスの短編アニメ映画シリーズのうち51~55作目のあらすじと感想です。今回ご紹介するのは「ミッキーの摩天楼狂笑曲」「ミッキーのお化け屋敷」「ミッキーの愛犬プルート」「ミッキーの脱線芝居」「ミッキーの騎士道」の5作品。

子供の頃に観ていた方も今はまっている方もまだ観たことがない方も、是非一緒に懐かしんだり楽しんだり、まだ知らない映画に出会いましょう♪

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ミッキーの短編アニメ映画56~60

56.ミッキーの空の英雄

飛行前にミニーの写真を見るミッキー

短編映画「The Mail Pilot」より

原題:The Mail Pilot
公開日:1933年6月13日
監督:デイヴィット・ハンド

登場キャラクター

ミッキー、ミニー、ピート、太陽、郵便配達職員たち

あらすじ

郵便物を運ぶパイロットのミッキーは小さな飛行機に荷物を積み込みミニーの写真にキスをしていざ大空へ。

嵐や雪にも負けず順調に飛行していましたが、お尋ね者のピートに目をつけられてしまいます。

武器を搭載したピートの飛行機は逃げるミッキーの飛行機を後ろから攻撃。翼とプロペラを壊されたミッキーの飛行機は地上へと真っ逆さまに落ちていきます。

しかしミッキーの機転により再び空を飛ぶ飛行機。ピートの攻撃に耐えながらミニーの待つ到着地へ向かいます。

感想

子供の頃からのお気に入り作品のひとつ。挿入歌を聴いたら懐かしくなりました。

なんといってもミッキーのパイロット姿がとてもかわいい。小さくて愛嬌のある飛行機もミッキーによく似合っていて、飛ぶ前に歩くような姿や雪山を越えるシーンが楽しいです。

ピートの飛行機はこうもりのような黒い翼を持ち、強そうな目と口があるようなデザインで今観るとこちらもなかなか素敵。

落ちた飛行機をミッキーが再浮上させるシーンや操縦席前面のおよそ半分を占めるミニーの写真飛び出しシステムは是非見てほしいです。

57.ミッキーの人造人間

ボクシングで戦うチャンプとコンゴ・キラー

短編映画「Mickey’s Mechanical Man」より

原題:Mickey’s Mechanical Man
公開日:1933年6月17日
監督:ウィルフレッド・ジャクソン

登場キャラクター

ミッキー、ミニー、コンゴ・キラー(ゴリラのベッポ)、チャンプ(人型ロボット)

あらすじ

ミッキーが作った人型ロボットのチャンプは、コンゴ・キラーとのボクシングの試合を前に最後の特訓中。ミッキーのピアノに合わせてリズミカルにパンチを繰り出します。

そこへミニーがやってきてクラクションを鳴らすと突然チャンプが暴走を開始。手当たり次第にコンゴ・キラーのポスターになぐりかかり、壊れるまでとまりません。

そしてついに試合が始まります。最初は順調にみえたチャンプでしたが、コンゴ・キラーの強烈なパンチで部品も取れてしまいとうとうノックダウン。

カウントが始まりミッキーは必死にチャンプに呼びかけますがチャンプは応じません。それを見ていたミニーはあることを思いつき・・・。

感想

ピョコピョコとした動きと変幻自在なボディが楽しいロボットのチャンプが大活躍の映画です。

冒頭のピアノと歌に合わせて行うミッキー流のボクシングトレーニングがとても楽しそう。音楽好きのミッキーらしさが出ていて好きなシーンです。

ミニーは今回ちょっと意地悪だったのが印象的。自分はミッキーを笑っていたのに他の人たちが笑うとツンとするミニーがなんだか女の子らしくていいなと思いました。

ラストにかけてはとにかく暴走チャンプが繰り出す技の数々が面白いです。技隠し持ちすぎ、なんでもありで笑っちゃいます。チャンプもベッポもお疲れ様でした。

58.ミッキーの名優オンパレード

ハリウッドスターたちに握手を求められるミッキー

短編映画「Mickey’s Gala Premiere」より

別タイトル:名優オンパレード
原題:Mickey’s Gala Premiere
公開日:1933年7月1日
監督:バート・ジレット

登場キャラクター

ミッキー、ミニー、プルート、ホーレス、クララベル、当時のハリウッドスターたち

あらすじ

ミッキー主演映画のプレミアが盛大に行われ、ハリウッドスターたちが続々と会場にやってきます。

最後にミッキーたち出演者がリムジンから登場するとまわりからはひときわ大きな歓声が。

そしてついに映画上映。大笑いして映画を楽しんだスターたちは、映画が終わり壇上に現れたミッキーに握手を求め詰め掛けます。

スターたちの賞賛を受けて喜ぶミッキー。中でもハリウッド女優グレタ・ガルボの熱烈なキスに浮かれますが・・・。

感想

いくつかある実在のハリウッドスターたちが大勢登場する豪華な作品のひとつ。

私はチャップリン、バスター・キートン、グレタ・ガルボぐらいしか分からないのですが詳しい方や興味のある方は誰が誰か当てたり調べたりすると楽しそうです。

プレミアで上映されている映画「ギャロッピン・ロマンス」は「ミッキーのバースデー・パーティー」や「ギャロッピン・ガウチョ」などをつぎはぎして作っている様子。見覚えのあるシーンがたくさん出てくるので探しながら見ちゃいます。

当時のミッキーの人気度を知らないのですが、こうなるといいなという感じだったのでしょうか?今は間違いなく足で握手しても足りないくらいの人気者ですよね。

59.ミッキーの日曜日

フィフィにキャンディを渡すプルート

短編映画「Puppy Love」より

原題:Puppy Love
公開日:1933年9月2日
監督:ウィルフレッド・ジャクソン

登場キャラクター

ミッキー、ミニー、プルート、フィフィ、小鳥、リス

あらすじ

ミッキーとプルートがミニーの家を訪ねると、おめかしをして待っていたミニーと飼い犬のフィフィが出迎えます。

ミッキーはミニーにキャンディと花束をプレゼント。しかしフィフィの気を引きたいプルートがそのキャンディをこっそりフィフィに渡してしまいます。

フィフィはキャンディに大喜び。プルートはほとんどなくなってしまったキャンディの代わりに骨を入れ、箱を元の場所へ戻します。

その後プレゼントを開けたミニーはミッキーから骨をプレゼントされたと勘違い。怒ったミニーはミッキーを家から追い出してしまいました。そこでフィフィは・・・。

感想

この映画、邦題が好き。

ミニーの飼い犬で後のプルートの妻、フィフィ初登場回です。

フィフィはミニーと気が合いそうなおしゃれ好きの魅力的な女の子(犬)。自分がキャンディを食べてしまったことをあの場でちゃんと伝えられるなんてえらい!

それにしてもこの作品はひたすらカップルの甘い時間を見ているような映画でにやけてしまいます。デートに浮かれたりけんかに動揺したり何から何までかわいいカップルたち。

女性陣のかわいさはもちろん、後半はミッキーから目が離せません。間違えてミニーの帽子をかぶって出て行ったり外でふてくされたりコロッと仲直りしたり面白い&かわいい。

ちなみにこの映画の曲がトゥーンタウンでよく流れているらしいですよ。

60.ミッキーの障害物競争

着ぐるみの馬に乗りレースに参加するミッキー

短編映画「The Steeplechase」より

別タイトル:ミッキーの障害物競馬
原題:The Steeplechase
公開日:1933年9月30日
監督:バート・ジレット

登場キャラクター

ミッキー、ミニー、サンダーボルト、ロルフ・ロルフ大佐、2人の厩務員

あらすじ

障害物競馬が開催され、サンダーボルトの騎手であるミッキーはやる気十分。ロルフ・ロルフ大佐はサンダーボルトになけなしの所持金を賭けます。

ところが試合前にサンダーボルトがお酒を飲んでしまい、とてもレースができる状態ではなくなってしまいました。

途方にくれたミッキーは、なんと厩務員2人に馬の着ぐるみを着せてレースに参加することに。

障害物を次々と乗り越え頑張っていたミッキーと2人の厩務員でしたが、コース上にあった蜂の巣を刺激してしまい・・・。

感想

大佐のため、着ぐるみに乗ったミッキーが競馬で優勝するお話です。

それでいいのか、このレース?おそらく最後で馬の正体がバレていると思うのですがもはや誰も気にしていませんでしたね。

お酒を飲んだサンダーボルトの顔芸と厩務員を巻き込んだふにゃふにゃな動きが楽しいです。お酒は誰があそこに置いたのでしょう。

蜂が出てきてからの大忙しなドタバタと、喜びすぎて車椅子いらずになった大佐が面白かったです。

あとがき

いかがでしたか?

なんだか今回の5作品は新キャラクターがたくさんいましたね。そしてミッキーとミニーのラブラブなお話はいくつあっても見飽きません。

次回はミッキーが色んな相手と戦うようです。お楽しみに♪

感想記事の一覧はこちら↓

ミッキーマウスが主演の短編映画作品シリーズを一覧にしました。邦題、公開年、共演キャラクターが一目で分かるリストです。さらに感想記事へのリンクを付けたので原題、あらすじなどはそちらをチェックしてください。映画を確認しながら随時内容を更新しています。