ドナルドダックの短編映画シリーズ感想【No36~40】

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短編映画を観て感想を述べるシリーズ。

前回の記事はこちら

ドナルドダックの短編映画シリーズのうち31~35作品目のあらすじと感想。今回ご紹介するのは「ドナルドのカメラ大好き」「ドナルドのお料理」「ドナルドのかじ屋」「ドナルドの雪合戦」「ドナルドの入隊」の5作品です。

今回はドナルドダックの短編映画、36作目から40作目までです。

金塊

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ドナルドの短編映画36~40

36.ドナルドの野菜畑

原題:Donald’s Garden
公開日:1942年6月12日
監督:ディック・ランディー

登場キャラクター

ドナルド、ホリネズミ

あらすじ

畑で水遣りをしているドナルド。スイカは賞を取るほどの出来栄えです。

ドナルドは上機嫌で水を汲みに行きますが井戸の手押しポンプに悪戦苦闘。

こぼれた水がホリネズミの穴に流れてしまったことから悪夢が始まります。

水浸しで外に出てきた一匹のホリネズミは畑の野菜をすべて食べてしまうほどの大食漢だったのです。

感想

たまにある、ドナルドが理不尽なひどい目に合う回。ドナルド好きはちょっと心を痛めるかもしれません。

手押しポンプに全力で対峙するドナルドは健気でかわいいです。今作の癒し。

登場キャラクターはホリネズミとしていますが正直何の動物か分かりません。「くまのプーさん」のゴーファーに似ていたので同じホリネズミとしておきました。

スイカをぽんぽんと穴に持ち帰るのがリズミカルで面白いところなんですが、一生懸命長い時間かけて育てた作物が・・・って思うとやっぱり悲しい。

37.ドナルドのゴールド大好き

別タイトル:ドナルドの黄金狂
原題:Donald’s Goldmine
公開日:1942年7月24日
監督:ディック・ランディー

登場キャラクター

ドナルド、ロバ

あらすじ

鉱山で働いているドナルド。鉱石運搬車を引くためのロバも一緒です。

ロバとけんかしたりつるはしが壊れたりで仕事が進まないドナルドですが、なんと偶然にも金鉱を掘り当てます

喜んだのも束の間、台車から落ちた金鉱に驚いたロバが急に走り出したことでドナルドは金鉱と一緒に金塊の加工ラインへ落ちてしまいます

果たしてこのままドナルドは金塊になってしまうのでしょうか・・・?

感想

前回記事の「ドナルドのかじ屋」と似た雰囲気の今作。小さい頃から好きな作品です。

改めて観てみると音楽にしっかり緩急・強弱が付いていたりドナルドの動きに良くマッチしているのが印象的。

金塊を作るところは明らかにドナルド用だろうという仕掛けがたくさんあって笑っちゃいます。

ラストは映画「モンスターズ・インク」の1シーンが頭を過ぎりました。

38.ドナルドの透明人間

原題:The Vanishing Private
公開日:1942年9月25日
監督:ジャック・キング

登場キャラクター

ドナルド、ピート、将軍(犬のキャラクター)

あらすじ

カラフルなペンキで大砲に色を塗っている兵士のドナルド。

それを見た上官のピートに「目立たない色で塗れ」と指示され、研究施設にあった透明ペンキで大砲を塗ってしまいます。

大砲が見えなくなり慌てたピートはドナルドを探しますが透明ペンキを頭からかぶって逃げ回るドナルドはなかなか捕まりません。

何も知らない将軍は見えないものを追うピートを止めようとしますが・・・。

感想

塗ったものが透明になるペンキという夢のあるアイテムが印象的な作品。

ラストはちょっとブラック?なオチになっています。

透明ペンキはもちろん、冒頭のカラフルな模様入りペンキもカートゥーンらしくて大好き。

ドナルドも普段の鬱憤を晴らすかのように生き生きと暴れます。(透明ですが。)

私のお気に入りシーンはドナルドをあぶりだすために歌いながら花びらを撒くピートです。

39.ドナルドのパイロット

別タイトル:ドナルドの落下傘部隊
原題:Sky Trooper
公開日:1942年11月6日
監督:ジャック・キング

登場キャラクター

ドナルド、ピート、兵隊(犬のキャラクター)

あらすじ

軍でジャガイモの皮むきをしているドナルドはパイロットに強く憧れています。

その様子を見かねた上官のピートはドナルドにチャンスを与えることに。

しかしドナルドはパイロットの適性検査でミスばかり。巻き込まれてひどい目にあったピートはドナルドをパラシュート部隊に入れることにします。

何も知らないドナルドは意気揚々と飛行機に乗り込みますが・・・。

感想

今作では9割純粋無垢なドナルド。なんならミッキーでもよさそうなお話ですがミッキーは戦争ものNGだとどこかで聞きました。

私はドナルドのすぐ怒るところが好きなのですがたまにはこんなドナルドも新鮮で良いですね。

落ちるのを怖がってピートにしがみつくあたりからの一連の流れはテッパンです。

あ、ピートの足の裏って初めて見たかも。

40.ドナルドのベルボーイ

原題:Bellboy Donald
公開日:1942年12月18日
監督:ジャック・キング

登場キャラクター

ドナルド、ピート、PJ(ピートの子供)、上司

あらすじ

ベルボーイのドナルドはすぐカッとなる性格を上司に注意され「お客様にはいつも笑顔でサービス」のモットーを守るように言われました。

次のお客様はピート息子のPJ。ドナルドはやる気十分で荷物運びや案内の仕事を行います。

しかし、ドナルドが逆らえないのをいいことにひどいいたずらを次々と仕掛けるPJ。

ついにモットーが書かれたバッジまで台無しにされ、怒りが頂点に達したドナルドは・・・。

感想

昔から観ていたお気に入りのひとつで、ドナルドが仕事を頑張る姿が好きでした。

ピートは子供のしつけがなってませんね。本作ではドナルドとピートがいつもより大人しい分、PJのいたずらが際立ちます

いたずらの中ではドナルド怒りのダンスに傘を持たせるところが好き。あのエレベーターの一連のくだりもすばらしいです。どういう仕組みなんだ。

ラストはドナルドの怒り爆発、視聴者もスカッとすると思います。

あとがき

いかがでしたか?

今回はピート率高めでしたね。ひどい目に合いがちな二人です。

次回もお楽しみに!

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ドナルドダックが主演の短編映画作品シリーズを一覧にしました。邦題、公開年、共演キャラクターが一目で分かるリストです。さらに感想記事へのリンクを付けたので原題、あらすじなどはそちらをチェックしてください。映画を確認しながら随時内容を更新しています。