ピクサー短編作品、「バーニー」の紹介と感想です。
本編映画での大冒険の裏では日常業務にこんな支障が…。エンドロールの後も観てね!
基本情報
原題「BURN-E」2008 8分
Directed (監督) Angus MacLane (アンガス・マクレーン)
Produced (制作) Galyn Susman
Film Editor (編集) Steve Bloom
Executive Producers Andrew Stanton , John Lasseter
ピクサーアニメーションスタジオ作品。
あらすじ
地球で暮らすロボットのウォーリーが任務を終え戻っていったイヴを追い大きな宇宙船に辿り着いたあの頃、溶接ロボットのバーニーが船の外側を修理していた。
しかしここから始まる船内の大混乱の影響で、溶接ロボットは船から閉め出されてしまう。
どんな作品?
長編映画「ウォーリー」のスピンオフ作品。
「ウォーリー」Blu-rayとDVDに収録された。
監督がバーニーの声を演じている。
感想(ネタバレ注意)
相変わらず感情豊かで愛しいロボットたち
本編のウォーリーやイヴのように、本作主人公のバーニーや部品を供給するロボットSUPPLY-Rの感情がよく伝わってきて人間味を感じ愛しくなります。
顔のパーツは主に目に当たる2つの光くらいで、あとはちょっとした声と動きの使い方でこれだけ感情が伝わるものなんですね。
部品をダメにしてしまい新たな部品をもらいに行くバーニーの申し訳なさそうな居た堪れなさとSUPPLY-Rが「またかよ」という感じで嫌々部品を渡すあの間がなんとも言えず好きです。
「ウォーリー」と並行して観たい
本作は長編映画「ウォーリー」の裏側で起きていたバーニーの任務を追うストーリー。
なので本作からすれば長編映画が裏側で起こっている出来事となり、長編の話の流れを思い出しながら観るのが楽しいです。
映画を観ていてたまに物語に関係ない人たちの心情に思いを馳せてしまうことがあるので、こういった本筋に関係ない登場人物の巻き込まれストーリーは面白かったです。