「ライオン・ガード/勇者の伝説」〜シンバの息子の特別な力とは?

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ライオン・キングシリーズを一気に振り返っている流れで、テレビアニメシリーズもチェックしました!

ディズニーチャンネル初放送の時に見たので、今回久しぶりの視聴です。

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基本情報

原題は「The Lion Guard: Return of the Roar」。2015年11月22日公開。

テレビアニメシリーズ「ライオン・ガード」の序章となる中編テレビアニメーション作品で、映画「ライオン・キング」の主役であるシンバの息子、カイオンが主人公。

あらすじ

プライドランドの王となったシンバ。
その息子のカイオンがある日ハイエナに捕まった友達のバンガを助けようと雄叫びをあげると、今までにない特別な力が発揮されました。
ラフィキはこれに気がつき伝説のチーム“ライオン・ガード”の復活を確信。シンバはまだ幼さのあるカイオンに不安を抱きつつも、ライオン・ガードについて教えます。
そこでカイオンはシンバに教えられた通りのライオン・ガードメンバーを探すことに。

一方、新たなライオン・ガード結成の日が近いことを聞きつけたハイエナたち。サークルオブライフを守るライオン・ガードが力をつけると自由に獲物を狩ることができなくなると考えた彼らは、ライオン・ガードが本格的に始動する前に獲物を狩り尽くそうと計画します。

どんな人にオススメ?

  • ライオン・キングシリーズを一つも見逃したくないファン
  • これからアニメシリーズ「ライオン・ガード」を見る予定の方、見るかどうか迷っている方
  • ミュージカルあり、子供が楽しめそうな正統派アニメ作品をお探しの方

ライオン・ガードとは?

映画にはなかったこのアニメシリーズオリジナルの設定。序盤にささっと説明されるのですが、ここにまとめておきます。

どういうチーム?

5匹のライオンで構成された、サークルオブライフとプライドランドを守るチーム。
特別な力である”英雄たちの雄叫び“を使えるライオンだけがリーダーになることができる。

言い伝えによると、メンバーはプライドランドで最も強き者(リーダー)、勇ましき者、速き者、たくましき者、見通せし者である。
カイオンはライオン以外の動物をメンバーを選ぶが、特に問題はない様子。
リーダーにメンバーとして任命されると体にライオン・ガードのマークが刻まれる。

英雄たちの雄叫び

かつての偉大なライオンたちとともに雄叫びをあげることができる特別な力。これを使えるライオンはプライドランドで最も強き者になれる。

この力を使うと空では雲がライオンたちの形となり一緒に雄叫びをあげる。
音量だけではないエネルギーがあるようで、吠えられた者は縮み上がったり吹き飛ばされたり。

見せびらかし目的では発動できない、悪事に使用すると二度と使用できなくなる等、いろんな設定がある。

なぜ知られていなかった?

ムファサ(シンバの父、カイオンの祖父)が若かった頃、ライオン・ガードのリーダーはスカー(ムファサの弟)だった。
強い力を持ったスカーはメンバーとともにムファサを倒し王になろうとしたが、メンバーがそれを拒否したためスカーは雄叫びを使いチームを全滅させてしまった。
“英雄たちの雄叫び”は悪いことに使うと失われる能力であったため、知らずに悪用したスカーはその能力を失ってしまった…。
そんな過去があるためライオン・ガードはあまり公にされていなかった、ということのようです。

キャラクターピックアップ

映画にはいなかった新キャラクターたちをちょっと紹介。

カイオン

シンバとナラの息子。キアラの弟。口癖は「ヘイヴィ・カビーサ」。意味は分からないけど、驚いた、感心したときとかに言うのかな?
プライドランドで最も強きものになれる特別な雄叫びをあげることができることが分かり、ライオン・ガードのリーダーとしてシンバに任命された。
シンバの子供時代より凛々しい顔立ち。

バンガ

カイオンの友達のラーテル。ズカザマ、すバンガらしいが口癖。
カイオンに“最も勇ましき者”としてライオン・ガードのメンバーに選ばれる。
ズカザマは“楽しもう”みたいなことかな?
ティモンとプンバァをおじさんと慕い、彼らから色々な技を伝授されているようです。

フーリ

チーターの女の子。カイオンにライオン・ガードの“最も速き者”として選ばれる。
額にハートマークの柄がある。自信家でやんちゃなお姉ちゃんタイプ?

べシティ

カバの男の子。カイオンにライオン・ガードの“最もたくましき者”として選ばれる。
気は優しくて力持ちタイプ?

オーノ

シラサギの男の子。カイオンにライオン・ガードの“最も見通せし者”として選ばれる。
目がいいだけじゃなくて冷静な分析力もありそう。

ジャンジャ

ハイエナで、群のボス。アウトランドを縄張りとしていて、狩りはプライドランドで行う。
ハイエナだけ仲間はずれになっているのは、サークルオブライフ(生命の輪)を無視してとにかく食べたいだけ食い尽くしてしまうところにある様子。
映画の3匹に比べてハイエナたちのキャラが全員弱いのが残念。アニメシリーズの中で徐々に形成されていくといいな。

ハゲワシのムズィンゴも彼らの一味。大体ハイエナとかハゲワシとかって、悪いやつですよね。

私の注目ポイント

おなじみの仲間たちも登場!

本作の主人公は新キャラクターたちですが、脇を固めるように映画でもお馴染みのキャラクターたちが登場。シンバ、ナラ、ラフィキに、2の主人公でシンバの娘のキアラ(友達のズーリとティーフは新キャラクター)。
ティモンとプンバァももちろんいますし、故人であるムファサの姿も。スカーも出ているといえば出ています。まさに大集合ですね!

映画と同じくミュージカル!

ミュージカル映画のスピンオフシリーズということで、本作もミュージカルアニメです。
映画の曲が良すぎるので比べることはできませんが、曲数が意外と多く曲調のバラエティも豊か。全部オリジナルだと思います。

曲として一番好きなのはバンガのズカザマの曲。“ズカザマ“とは何たるやを歌う、映画で言えばハクナ・マタタの曲みたいな感じ。
映像に関して言えばハイエナたちの曲がダントツ良かったです。

この作品が好きな人へのおすすめ作品

  • ライオン・ガード(このアニメの続きであるテレビシリーズ)
  • ライオン・キングのティモンとプンバァ(同じくライオン・キングシリーズのスピンオフテレビアニメ)