今回は大人気プリンセスの一人、ラプンツェルの結婚式を描いた短編映画をご紹介します。
テレビシリーズが始まりさらに注目が高まっているラプンツェル。
彼女の結婚式に起こったハプニングとは?
どんな映画?
原題:Tangled Ever After
2012年に公開された短編映画。約7分。
長編映画「塔の上のラプンツェル」のハッピーエンドのその後を描く。
本編と同じく3DCGを使用。
ほかの関連作品との関係は?時系列は?
長編映画「塔の上のラプンツェル」の関連作品は、本作「ラプンツェルのウェディング」のほかに「ラプンツェル あたらしい冒険」と「ラプンツェル ザ・シリーズ」があります。
時系列で並べると
- 塔の上のラプンツェル(2010)…ラプンツェルが城に戻るまで
- ラプンツェル あたらしい冒険(2017)…1のあとから戴冠式まで
- ラプンツェル ザ・シリーズ(2017~)…2のあとから結婚式の前まで
- ラプンツェルのウェディング(2012)…結婚式
となります。(※3は進行中の作品なので変更する可能性があります)
しかし、2と3は後年できた作品なので1さえ観ていれば本作は十分楽しめます。
あらすじは?
今日はラプンツェルの結婚式。
リングボーイのマキシマスは頭にフラワーボーイのパスカルを乗せ式を見守ります。
しかし、マキシマスが司教の話の最中に大きなくしゃみをしたことで指輪が転がり城の外へ。
気付いた王妃が叫び会場は大混乱、さらには城が大爆発…する映像が頭をよぎった二匹は会場の皆が気づく前に急いで指輪を追いかけます。
果たして二匹は指輪交換が始まる前に指輪を持って戻ることができるのでしょうか。
登場キャラクターは?
本作のメインはマキシマスとパスカル。
次に結婚式の主役であるラプンツェルとユージーンが続きます。
参列者には王や王妃はもちろん、映画で活躍した三つ編みの女の子たちなど国の人たち。
さらに酒場の荒くれ者たちも参列し、フックハンドはパイプオルガンを演奏しています。
後方では手錠をかけられたスタビントン兄弟(フリン・ライダーの元相棒の兄弟)が衛兵とともに立っているなど、なんとも寛容な結婚式だったようです。
みどころは?
体を張った二匹のドタバタ劇
なんといってもメインであるマキシマスとパスカルの頑張りがすごい。
喋らないキャラクターたちだからこそ、体を張って作品を面白くしています。
記念品のフライパンを掲げる人々や行き止まりで燃え盛るコンロなどのちょっと無理矢理なシチュエーションには笑っちゃう!
くすぐったくなるほどラブラブな二人
映画のラストに引き続きラプンツェルにベタ惚れのユージーン、自分からキスしちゃうラプンツェルなど2人らしいやり取りを堪能できます。
セリフが少ないからこそ二人の表情にも注目!
相手を好きな気持ちが溢れている2人を見ているとくすぐったいような気持ちになるのは私だけではないはず…!
他にも小ネタがいっぱい
導入が長編映画と同じ、ユージーンの鼻が必ず変に描かれるなどの作品ファンならあっと気付く小ネタが詰め込まれています。
ほかにもユージーンのように荷車で飛ばされるマキシマス、洪水シーンのような赤ワインシーンなどはオマージュでしょうか?
探せばまだまだありそうです。我こそは映画ファンという方は是非チェックを!
あとがき
いかがでしたか?
ラプンツェルはもちろん、マキシマスやパスカルが好きな方は見逃せない作品です。
個人的に一番気になるで賞は「落ちたおたまを拾ってそのままテーブルに乗せた女性」に捧げます。
この作品は「シンデレラ ダイヤモンド・コレクション」(ブルーレイ)にボーナスコンテンツとして収録されています。
また、ディズニーチャンネルやDlifeでも放送していることがあるのでチェックしてみてくださいね。