「ルイスと未来泥棒」感想~とにかく最後の最後まで観ること!

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一度観たきりになっていた所に視聴のチャンスが訪れたので飛びつきました。

中盤のテンポの良さとテンションの高さに置いていかれそうになりますが、ラストのネタばらし?と希望に溢れた結末が良い!

ジョン・ラセターが関わっているためかは分かりませんが、ディズニーというよりピクサーっぽい悪役にも注目です。

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基本情報

原題は「Meet the Robinsons」。2007年3月30日公開(日本では2007年12月22日)。

ディズニー長編アニメ映画第47作目。

原作はウィリアム・ジョイスの「ロビンソン一家のゆかいな一日」(A Day with Wilbur Robinson)。

監督はスティーヴン・アンダーソン(「くまのプーさん」(2011)の監督)。音楽はダニー・エルフマン

製作総指揮はジョン・ラセター、ウィリアム・ジョイス、クラーク・スペンサー。

あらすじ

赤ちゃんの頃から養護施設で育った少年ルイス。発明好きな彼は、本当のママを思い出すために“記憶スキャナー”を発明しますが、怪しい山高帽の男《未来泥棒》がそれを盗み出してしまいます。落ち込むルイスの前に見知らぬ少年ウィルバーが現れて、ルイスを不思議な乗り物に案内します。2人が向かった先は、なんと、輝く未来の世界!ルイスはそこで個性豊かなウィルバーの家族“ロビンソン家”の人々に出会い、戸惑いながらも初めて家族の温かさに触れます。一方、《未来泥棒》の陰謀がルイスの未来を蝕もうと刻一刻と迫っていて…。なんとしてもこの大切な未来を守らなければ!“本当の家族”を求めて夢を追い続ける姿が心を打つ、ルイスのファンタジックな冒険が始まる!

公式サイト ブルーレイ&デジタル作品紹介

登場人物

※ストーリーの核心には触れないようにしていますが、ネタバレになり得る情報が含まれています。ご注意ください。

ルイス

発明好きの眼鏡少年。チキン・リトル(前作「チキン・リトル」の主人公)の人間版に見える。12歳。

発明好き主人公の例に漏れず、とんでもない天才。そして成長する主人公の例に漏れず序盤は何もかもうまくいかない。

もちろん良い子ですが、何かに夢中になると人の話が耳に入らずまわりの状況も目に入らなくなるので見ていてハラハラします。

ウィルバー・ロビンソン

科学フェアで突然ルイスの前に現れ山高帽の男について忠告する黒髪の少年。13歳。時空警察特別捜査官(嘘)。

最初は迷えるルイスを導く兄貴分の役割かと思っていましたが、彼自身が割とちゃらんぽらんのトラブルメーカーだと判明していきます。

口が達者で調子のいいヤツだけどなぜか憎めない。

山高帽の男

未来からやってきてなぜかルイスの発明品を狙う山高帽をかぶった男。タイムマシンを盗みウィルバーに追われている。チェックリスト好き。

いかにも悪賢そうな見た目だけど、手下に「この計画ってよく考えたんですか?」と指摘されてしまうような抜けっぷりで憎めない。

彼が何故山高帽をかぶりルイスの発明を狙いウィルバーに追われているのか、徐々に分かっていくので初見ではあまり深く考えずに観たほうが楽しいです。

ロビンソン家の人々

ルイスが未来の世界で出会ったウィルバーの家族。変わり者集団で目が回りそう。

一人ひとり紹介されますが覚えられません。とりあえず、カエルに歌を教えているウィルバーの母フラニーと、服を後ろ前に着て後頭部に顔を描くお茶目なバドおじいちゃんさえ覚えておけば大丈夫です。

まさに絵に描いたような温かい家族で、ルイスは彼らと出会うことで未来に希望を見出すようになります。

そのほかの人達

  • マイク・ヤグービアン(グーブ)…ルイスのルームメイトで野球好きの少年。一晩中ルイスが発明品を作っているので寝不足。声が可愛い。
  • ドリス…山高帽の男の山高帽。実はアームが付いた非常に賢いロボット。女性。
  • カール…ロビンソン家のロボット。見た目はC‑3POとロボッツを混ぜたような感じ。(原作者やスタッフの一部が「ロボッツ」と同じだから?)

感想

※ストーリーの核心には触れないようにしていますが、ネタバレになり得る情報が含まれています。ご注意ください。

未来の世界はトゥモローランド?

ルイスが訪れた未来の世界、「Todayland」(トゥデイランド)はディズニーランドにもある「Tomorrowland」(トゥモローランド)をモチーフにしているそう。

そのせいか未来の世界なのになんとなく観たことがあるような親しみやすさがあります。

主な移動手段はシャボン玉に入ってプカプカ浮かぶというもの。到着時にはシャボン玉を大きな手がそっと割ってくれます。

とにかく子どもたちに「わあ未来って楽しそう!」と思ってほしい、想像したことが何でも形にできそうな未来を思い描いてほしい、という願いが込められていそう。映画のラストにあるメッセージを見た後はさらにそう感じました。

個性が強すぎるロビンソン家

原作を読んだことがないのですが、「ロビンソン一家のゆかいな一日」というタイトルから分かる通り注目は未来の世界にいるロビンソン一家。

このロビンソン一家の強烈な個性についていけるかどうかがこの映画を楽しむためのポイントのひとつかなと思います。

一旦「ウィルバーはルイスとどういう関係?」「山高帽の男は何がしたいの?」などは置いておいて、一家による怒涛の面白パートを楽しみましょう。(私は初見ときはちょっとついていけなくて、2回目に観たときの方が楽しめました。)

失敗を恐れるどころか学びを得ることができるとむしろ喜び、さらに前へ進もうとする一家全員のポジティブな明るさに圧倒されつつも励まされます。

お気に入りはピザ配達のアートおじさんや頭に町を乗せたおしゃれな女の子、双子のおじさんと執事のレフティ…ああやっぱり選びきれない!

復讐に囚われた哀れな悪役

ちょっとネタバレになりますが、今回の悪役はあまりディズニーらしくなくピクサー作品に多いタイプの悪役だと感じました。(マニアなら分かる?)

つまりは生まれ持った根っからの悪タイプではなく普通の人がなにかをきっかけに悪になってしまうようなタイプで、見ていて思わず我が身を振り返りたくなるようなキャラクターです。

そもそもの失敗の原因は他人。でもそれに囚われ恨んだり妬んだりしているうちに自ら好意やチャンスを受け取れなくなっていく様があまりにリアルで怖い。

映画で何度も伝えられるメッセージ、「前へ進み続けよう」が実践できていたら、こうはならなかったのかな…。

この悪役の存在によりメッセージを現実的に、より身近に受け取ることができました。

心の持ち方次第で未来は変えられる

現実(里親探しや発明)がうまくいかず、一度は過去(生みの親探し)に夢中になるルイス少年。しかしその後ウィルバーと一緒に未来の世界へ行ったことで前(未来)を見つめるようになります。

ちょっとした選択で変わってしまう未来。確実な未来はなく、正しい道を選んで前へ進み続けなければいけない。

未来で色々な人に出会い、大切なことに気付いていくというルイスの成長がとても分かりやすく描かれていました。

あとがき

ラストはキレイにまとめすぎた感じもありますが、希望にあふれるハッピーエンドで前向きになれます。好きなことを頑張りたくなる。

ウィルバーがルイスとの約束を果たすシーンは窓を伝う雨の描写を含め気に入って、1度観終わった後にそこからリピートして観たりもしました。

基本は前情報が何もない状態で映画を観るほうが好きなのですが、この作品に関しては2回目の方が楽しめたのでご参考までに♪

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