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【No1~5】ミッキーの短編アニメあらすじと感想

大きな白目のガウチョミッキー ミッキー
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我らがミッキーマウスの主演映画を全部観たい!

ということで、ドナルドダックの短編映画シリーズを終え、ついにミッキーマウスの短編映画シリーズ制覇を目指します。

前回のドナルドダックの短編アニメ映画シリーズはこちら↓

ドナルドダックの短編映画シリーズ一覧【共演キャラクター付】
ディズニーランドでも大人気のキャラクター、ドナルドダック。なんと主演短編映画の本数はミッキーマウスよりも多いんです・・・...

子供の頃に観ていた方も今はまっている方もまだ観たことがない方も、是非一緒に懐かしんだり楽しんだり、まだ知らない映画に出会いましょう♪

ミッキーの短編アニメ映画1~5

1.蒸気船ウィリー

原題:Steamboat Willie
公開日:1928年11月18日
監督:ウォルト・ディズニー(アブ・アイワークス、または両者とされていることも)

登場キャラクター

ミッキー、ピート、ミニー、オウム、牛、ヤギ、その他動物たち

あらすじ

船長気分で機嫌よく蒸気船を操縦しているミッキー。

しかし本物の船長であるピートに見つかり怒られてしまいます。

その後まじめに仕事をしていたミッキーは船に乗り遅れたミニーを発見。クレーンを使って乗船させますが、そのときに落ちたミニーの楽譜をヤギが食べてしまいました。

慌てるミッキーとミニーでしたが、ミッキーはヤギの中に音楽が残っていることに気づきます。そこでミニーがヤギの尻尾を回すとヤギの口から楽しい音楽が。

ミッキーは曲に合わせて道具や動物を楽器のように演奏して楽しんでいたのですが・・・。

感想

ミッキーが船を操縦している印象が強いですが、これは冒頭のみで実は船長はピート。

子供の頃、ピートの噛みタバコに憧れていました。(噛みタバコだと知る前にはチョコレートだと思っていました。)

3つの汽笛、捕まれたミッキーの胴が伸びる、ベルトのサイズに牛を合わせる、ヤギの口から音楽が流れるなどのシーンが好き。短い映像にこれでもかと楽しい発想が詰まっています。

動物で演奏するシーンなどは今の優しくて紳士的なミッキーに比べるとかなりやんちゃですね。怒られてむくれるミッキーがなんともかわいいです。

それにしてもジャガイモの皮がもったいないこと・・・!

2.ギャロッピン・ガウチョ

大きな白目のガウチョミッキー

短編映画「The Gallopin’ Gaucho」より

原題:The Gallopin’ Gaucho
公開日:1928年12月30日
監督:ウォルト・ディズニー(アブ・アイワークス、または両者とされていることも)

登場キャラクター

ミッキー、ミニー、ピート、レア(ダチョウ?)

あらすじ

レアに乗って酒場へやってきたミッキーは踊り子のミニーに出会います。

2人は息ぴったりのダンスを楽しみますが、そこへピートがやってきてミニーを連れ去ってしまいました。

ミッキーは急いでピートとミニーの後を追おうとしますが、乗ってきたレアは酒場で酒を飲んでいてフラフラな状態

果たしてミッキーは2人を追いかけ無事ミニーを救出することができるのでしょうか?

感想

デカ白目のミッキーとミニーは貴重ですね。この作品では前半で観ることができます。

飲酒あり喫煙ありのちょい悪?なミッキーと後ろ髪をなびかせるいい女なミニーが今となっては逆に新鮮。

この作品のピートは猫感、というより獣感が強くてちょっと怖いです。

この作品の見所はただの乗り物に留まらないレアの面白さと、ミッキーのしっぽを活用したアクション

ラストシーンとそこからのフェードアウトもおしゃれです。

※ミッキーが乗っているのはダチョウだと思っていたんですが、「南米のダチョウ」で検索するとレアという鳥がヒットしたのでここではレアとしてみました。

3.プレーン・クレイジー

別タイトル:飛行機狂
原題:Plane Crazy
公開日:1929年3月17日
監督:ウォルト・ディズニー(アブ・アイワークス、または両者とされていることも)

登場キャラクター

ミッキー、ミニー、クララベル、その他動物たち

あらすじ

大西洋単独無着陸飛行を成功させたチャールズ・リンドバーグに憧れるミッキー。仲間が作った飛行機で初飛行を試みますが、飛行機は木にぶつかりすぐに大破してしまいました。

そこで今度は自動車を飛行機に改造し、ミニーをさそって二度目の挑戦。

ところが飛行機はミッキーを振り落としてミニーだけを乗せたまま暴走を始めます。

なんとか再び飛行機に乗りこんだミッキーの操縦で飛行機は空へ。

機嫌をよくしたミッキーは空の上でミニーにキスを迫りますがミニーはなかなか受け入れません。そこでミッキーは危険な飛行でミニーを怖がらせ強引にキスしますが・・・。

感想

今であればドナルドが担当するであろうポジションも担っていた頃のミッキー。

ミニーとは友達以上恋人未満な感じでしょうか。無理矢理キスするなんてやんちゃすぎます!

自動車を飛行機に改造するところがカートゥーンっぽくて夢もあり楽しい。鳥が出てきたときには、ま、まさか・・・!と思いましたが予想通りの展開に。

そしてなんといっても飛行機からの視点が見所。この頃からこんな映像技術があったの?と驚く臨場感とスピード感で白黒であることも忘れちゃいます。

クララベルの初出演作品だと聞いたのですが、飛行機に追いかけられていたのがクララベル?キャラクターっぽくはありますが、まだ4足歩行で擬人化の一歩手前という感じでした。

4.バーン・ダンス

ピートとダンスするミニーとそれを見るミッキー

短編映画「The Barn Dance」より

原題:The Barn Dance
公開日:1929年3月14日
監督:ウォルト・ディズニー

登場キャラクター

ミッキー、ミニー、ピート、オウム、ほかの動物たち

あらすじ

ミニーをバーンダンス(納屋の踊り)に誘うため馬車に乗ってやってきたミッキー。同じくピートも車に乗ってミニーを誘いにやってきます。

ミニーはピートの車を気に入って乗り込みますがすぐに車が大破。ミッキーと一緒に馬車ででかけることに。

馬車では良い雰囲気の二人でしたが、ダンスではミッキーがミニーの足を何度も踏みつけてしまいミニーの足はボロボロに。怒ったミニーはピートと踊りに行ってしまいました。

どうしてもミニーと踊りたいミッキーはミニーの足を踏まないためにズボンに風船を仕込んで再びダンスを申し込みますが・・・。

感想

ミニーがミッキーではなくピートを選ぶという珍しいお話。

ピートは今作ではミッキーのライバルといった感じ。今だとモーティマーの役どころでしょうか。

デイジーの初登場作もそうでしたが、男を車で選ぶところがなんだか人間味のあるミニー。踏まれた足の治し方がかなりの荒療治でちょっとびっくりします。

うまくいっている、または最終的にはうまくいくミッキーとミニーに見慣れすぎて、ダンスのあたりからは何度観てもハラハラしてしまいます。

(この作品に登場する牛の方が前作よりクララベルっぽい気がするのですが、特にそのような情報はみかけませんでした。どうなんでしょう。)

5.ミッキーのオペラ見学

蛇つかいの踊りをするミッキー

短編映画「The Opry House」より

別タイトル:ミッキーのオペラ見物
原題:The Opry House
公開日:1929年3月28日
監督:ウォルト・ディズニー

登場キャラクター

ミッキー、カット・ニップ、パーシー・ピッグ、動物たち

あらすじ

劇場前の掃除をするミッキーは開演が待ちきれない様子。

いよいよ開演となり(ちょっと残念な)生演奏とともに幕が上がります。

最初に披露されたのはミッキーによる蛇つかいのダンス。蛇はにせものでしたがミッキーの踊りに観客は大喜びで拍手を送ります。

お次はミッキーによるピアノの演奏。荒々しい演奏にピアノがいうことを聞かなくなるアクシデントに見舞われますが・・・。

感想

タイトルからミッキーがオペラを観にいく話だと思いきやミッキーが舞台に立つお話

作品の半分はお客さんとしてミッキーのステージを観ている様な感覚です。

昔から多彩なミッキーは第5作目にして得意のピアノも披露。蛇つかいの踊りもなめらかすぎて見入っちゃいました。

舞台以外で好きなのは冒頭の掃除をしているミッキーのシーンと子供が楽器から出るシャボン玉を割るシーン。かわいらしいです。

このお話は「カーニバル・キッド」にも出てくるキャラクター、カット・ニップ(猫のキャラクター)の初登場作品らしいのですが、見当たらなくて何度も見返しました。どうやら蛇のふりをしていたのがカット・ニップみたいです。

あとがき

いかがでしたか?

初期のミッキーは今とはまた違った表情やアクションをたくさんみせてくれます。

まだまだ白黒時代が続く次回↓

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